特許
J-GLOBAL ID:200903055696666983

原子炉出力分布監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158878
公開番号(公開出願番号):特開平9-005480
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】可動型の中性子束測定装置あるいはγ線束測定装置を不要とし、少数の固定式γ線束測定器により得られた実測値を参照して、高精度の炉心出力分布を算出する原子炉出力分布監視装置を提供する。【構成】本発明の原子炉出力分布監視装置12は、炉心2における現状データ測定器13の炉心現状データに基づき内蔵の物理モデルを用いて三次元核熱水力計算により炉心内の出力分布を算出する出力分布算出装置15と、炉心内の軸方向で下端部と上端部の少なくとも一方に配置した複数の固定式γ線束測定器9および複数の固定式中性子束測定器7からなる出力分布測定装置18と、この出力分布算出装置18により得られた算出結果を前記γ線束測定器によって得たγ線束実測値を参照して出力分布の補正をする出力分布補正装置16からなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
炉心における現状データ測定器が出力する原子炉の炉心現状データに基づき内蔵した物理モデルを使用して三次元核熱水力計算により炉心内の出力分布を算出する出力分布算出装置と、炉心内で燃料集合体により包囲された間隙における測定位置で炉心軸方向に複数配置した固定式γ線束測定器および複数配置した固定式中性子束測定器とを有して前記固定式γ線束測定器を炉心の下端部と上端部の少なくとも一方に配置した出力分布測定装置と、前記出力分布算出装置により得られた算出結果を前記出力分布測定装置で得られたγ線束実測値を参照して補正することにより原子炉の出力分布を算出する出力分布補正装置とからなることを特徴とする原子炉出力分布監視装置。
IPC (2件):
G21C 17/00 GDB ,  G01T 3/00
FI (2件):
G21C 17/00 GDB S ,  G01T 3/00 D

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