特許
J-GLOBAL ID:200903055697665360
信号処理装置および信号処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
植本 雅治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-007662
公開番号(公開出願番号):特開2000-207000
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 デジタルオーディオ信号から量子化雑音等を低減する際、量子化雑音等と同等またはそれ以下の微小なレベルの信号成分を良好に再現することを可能にする。【解決手段】 トーナル成分記憶部34に記憶されている過去のトーナル成分に基づき、現時点のトーナル成分を推測するトーナル成分推測部35と、減衰演算部36と、加算部39と、加算部39からの加算結果とFFT部31からの周波数軸成分との差分を求める差分算出部40と、差分算出部40からの差分結果を逆FFT変換する逆FFT部41と、逆FFT部41により変換された時間軸成分に所定の窓掛けを行なう窓掛け処理部42と、遅延部45によって所定時間遅延された入力信号に対して、量子化雑音が除去される方向に、窓掛け処理部42からの窓掛け処理された時間軸成分を合成する合成部43とを有している。
請求項(抜粋):
入力信号を所定時間遅延させる遅延手段と、入力信号の複数サンプルを1ブロックとするときに、入力信号を、オーバーラップして区切られた各ブロック毎に、周波数軸成分に変換する変換手段と、変換手段によって変換されたブロック単位の周波数軸成分からトーナル成分を検出するトーナル成分検出部と、過去のトーナル成分に基づいて、現時点のトーナル成分を推測するトーナル成分推測部と、現時点のトーナル成分が微小なレベルであるときに、トーナル成分推測部で推測された現時点のトーナル成分を有効なものとして扱い、この場合、変換手段によって変換されたブロック単位の周波数軸成分において、前記推測されたトーナル成分に相当する帯域のデータをゼロとし、トーナル成分以外の所定の帯域信号を減衰させる減衰演算部と、前記減衰演算部において現時点のトーナル成分が微小なレベルであると判断されトーナル成分推測部で推測された現時点のトーナル成分を有効なものとして扱う場合に、前記トーナル成分推測部によって推測されたトーナル成分と前記減衰演算部からの出力とを加算する加算手段と、加算手段からの加算結果と前記変換手段によって変換されたブロック単位の周波数軸成分との差分を求める差分算出手段と、差分算出手段からの差分の周波数軸成分をブロック単位の時間軸波形に逆変換する逆変換手段と、逆変換手段からのブロック単位の時間軸波形に所定の窓関数を施す窓掛け処理手段と、前記遅延手段によって遅延された入力信号に対して、量子化雑音または量子化歪が除去される方向に、前記窓掛け処理手段からの時間軸波形を合成する合成手段とを有していることを特徴とする信号処理装置。
IPC (6件):
G10L 21/02
, G10L 11/00
, G11B 20/10 321
, H03H 17/00 601
, H03H 17/02 641
, H03M 1/08
FI (6件):
G10L 9/00 F
, G10L 9/18
, G11B 20/10 321 Z
, H03H 17/00 601 G
, H03H 17/02 641 N
, H03M 1/08 B
Fターム (14件):
5D044AB05
, 5D044DE43
, 5D044DE44
, 5D044GK14
, 5D044GL01
, 5D044GL19
, 5J022AA01
, 5J022BA02
, 5J022CB06
, 5J022CD01
, 9A001EE05
, 9A001HH15
, 9A001HH18
, 9A001KZ43
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