特許
J-GLOBAL ID:200903055700500262

データ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213380
公開番号(公開出願番号):特開平7-050885
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 不正に複製された学習リモコン等の複製装置に対するデータ通信装置の安全性を高める。【構成】 リモコンユニット1はデータ設定部12bにより送信する度にメモリ21aの乱数コードを選択的に用いてIDコードをスクランブル処理し、そのIDコードに該乱数コードを付加してなるデータを設定し、そのデータを受信制御部2に送信する。受信制御部2は、データを受信し、スクランブルIDコードを前に受信しメモリ21aに記憶させた付加乱数コードを用いてデータ処理部21によりデスクランブル処理し、復元されたIDコードとメモリ21aのIDコードとをコード比較判定部により比較判定し、IDコードが一致したときに受信データの内容に応じて強電制御部3が所定の動作制御を行うと共に、コード更新部21dがメモリ21aの前の付加乱数コードを受信データの中の付加乱数コードに更新する。
請求項(抜粋):
所定のデータを第1の装置から第2の装置へ送信するデータ通信装置であって、第1の装置は、IDコードと複数の乱数コードからなる乱数コード表を記憶する記憶部を備え、送信する度に前記記憶部に記憶されている乱数コード表の中の乱数コードを選択的に用いてIDコードをスクランブル処理すると共に、スクランブル処理されたIDコードに該乱数コードを付加してなるデータを設定するデータ設定部と、該データ設定部から入力されたデータを第2の装置に送信するためのデータ送信部とを有し、第2の装置は、IDコード、および第1の装置からのデータの中の付加乱数コードを記憶する記憶部を備え、第1の装置からの所定のデータを受信するためのデータ受信部と、該データ受信部により受信したデータのうちスクランブル処理されたコードを前に受信し前記記憶部に記憶させた付加乱数コードを用いてデスクランブル処理するデータ処理部と、デスクランブル処理し復元されたIDコードと前記記憶部に記憶されているIDコードとを比較判定するコード比較判定部と、該コード比較判定部の比較判定によりIDコードが一致したときに受信したデータの内容に応じて所定の動作制御を行う動作制御部と、IDコードが一致したときに前記記憶部に記憶されている前の付加乱数コードを受信したデータの中の付加乱数コードに更新するコード更新部とを有することを特徴とするデータ通信装置。

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