特許
J-GLOBAL ID:200903055713152883

軸流排気タービンの後部軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226124
公開番号(公開出願番号):特開2000-054805
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】軸流排気タービンの後部軸受について、タービンの軸方向の長さの短縮,重量の軽減化と併せて、主蒸気流の排気損失の低減,並びに軸受台の支持剛性の増強化が図れるように改良する。【解決手段】排気ケーシング5の内方に配置してタービンのロータ車軸1aを支える後部軸受8を、排気ケーシングを貫通して放射状に配した複数本の支柱9で支持するようにしたものにおいて、支柱9の前後両端にその断面形状が流路抵抗の小さな流線形で、かつ排気ケーシングを貫通して大気側に開放した中空キャップ14を溶接結合し、その中空キャップを通じて軸受台内部の空気室を大気側に連通させるとともに、さらに中空キャップの中を通じて軸受の漏油排出管,グランドパッキン10に通じるグランド蒸気導管などの各種配管13を分散してタービンケーシングの外部に引き出すようにする。
請求項(抜粋):
軸流方向に開放した排気ケーシングの内方に配置してタービンのロータ車軸を支える軸流排気タービンの後部軸受装置であり、該軸受装置がジャーナル軸受を組み込んだ下部軸受台と、その上に被せた軸受台カバーとからなり、かつ前記軸受台を排気ケーシングを貫通して放射状に配した複数本の支柱で支持するようにしたものにおいて、前記支柱の前後両端にその断面形状が流線形になる中空キャップを組合せるとともに、そのキャップ内の空間を大気側に開放し、該中空キャップを通じて軸受台内部の空気室を大気側に連通させたことを特徴とする軸流排気タービンの後部軸受装置。

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