特許
J-GLOBAL ID:200903055716508204
データ保護方法、情報処理装置及びオペレーティングシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-141992
公開番号(公開出願番号):特開2007-310834
出願日: 2006年05月22日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】メモリを共有する複数のタスクがメモリに記憶されるデータを保護するための制御をしなくても、メモリに記憶されるデータの保護を可能とする。【解決手段】OSが、メモリを論理的に区画してなる各記憶領域の特定情報と各記憶領域にデータを書き込む際に各記憶領域への書き込み可否を判断するためにCPUにより参照される書込可否情報とを対応付け、OSが、各タスクの識別情報と各タスクの実行中における書き込み先として各タスクに割り当てられる1以上の記憶領域含んで構成される書込可能領域の特定情報とを対応付け、OSが、第1タスクから第2タスクに切り替える際に第1タスクに割り当てられている第1書込可能領域を構成する各記憶領域の書込可否情報を書込み不可を示す情報に更新し、第2タスクに割り当てられている第2書込み可能領域を構成する各記憶領域の書込可否情報を書込み可を示す情報に更新する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
CPUとメモリとを備え、オペレーティングシステムと複数のタスクとが実行される情報処理装置における、前記メモリに記憶されるデータの保護方法であって、
前記オペレーティングシステムが、前記メモリを論理的に区画してなる各記憶領域の特定情報と、前記各記憶領域にデータを書き込む際に、前記各記憶領域へのデータの書き込み可否を判断するために前記CPUにより参照される書き込み可否情報と、をそれぞれ対応付けて前記メモリに記憶し、
前記オペレーティングシステムが、前記各タスクの識別情報と、前記各タスクの実行中におけるデータの書き込み先として前記各タスクにそれぞれ割り当てられる、1以上の前記記憶領域含んで構成される書込み可能領域の特定情報と、をそれぞれ対応付けて前記メモリに記憶し、
前記オペレーティングシステムが、前記情報処理装置により実行されるタスクを第1のタスクから第2のタスクに切り替える際に、前記第1のタスクに割り当てられている第1の書込み可能領域を構成する各記憶領域の特定情報と対応付けられている書き込み可否情報を、書込み不可を示す情報に更新し、前記第2のタスクに割り当てられている第2の書込み可能領域を構成する各記憶領域の特定情報と対応付けられている書き込み可否情報を、書込み可を示す情報に更新する
ことを特徴とするデータ保護方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F12/14 510D
, G06F12/14 510C
Fターム (4件):
5B017AA01
, 5B017BA01
, 5B017BA04
, 5B017CA01
引用特許:
前のページに戻る