特許
J-GLOBAL ID:200903055717723168

車両用アンチロックブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251924
公開番号(公開出願番号):特開平8-113128
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】戻しポンプあるいはダンパに連なるオリフィスと、マスタシリンダに通じる導管のフレア部を密接させるシートパイプとが基体に同軸に設けられる車両用アンチロックブレーキ制御装置において、部品点数を低減するとともに面倒な加工を不要とし、切粉の発生に伴う常開型電磁弁の作動不良を防止するとともにオリフィスの全面的な目詰まりを防止し、オリフィスの位置ずれを防止する。【構成】基体34には、内端を戻しポンプあるいはダンパに通じさせる通路孔71が接続ねじ孔741 と同軸に設けられ、該通路孔71の外端部に嵌合されるシートパイプ78には、通路孔71の内面との間に環状のオリフィス251 を形成するオリフィス形成部801 が、常開型電磁弁の入口側に通じる環状路82を通路孔71の内面との間に形成するとともに環状路82をシートパイプ78内に通じさせる連結管部79を介して同軸にかつ一体に連設される。
請求項(抜粋):
マスタシリンダ(M)および車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)間の連通・遮断を切換える常開型電磁弁(VOFL ,VOFR ,VORL ,VORR )と、リザーバ(191 ,192 )および前記車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)間の連通・遮断を切換える常閉型電磁弁(VCFL ,VCFR ,VCRL ,VCRR )と、吸入口が前記リザーバ(191 ,192 )に接続される戻しポンプ(211 ,212 )と、戻しポンプ(211 ,211 )の吐出口に接続されるダンパ(241 ,242 )と、戻しポンプ(211 ,212 )あるいはダンパ(241 ,242 )と前記常開型電磁弁(VOFL ,VOFR ,VORL ,VORR )との間に介在せしめられるオリフィス(251 ,252 ;251 ′,252 ′)とが配設される基体(34)に、前記オリフィス(251 ,252 ;251 ′,252 ′)と同軸にして基体(34)の外側面に開口する接続ねじ孔(741 ,742 )が設けられるとともに、該接続ねじ孔(741 ,742 )の内端に位置するようにしてシートパイプ(78)が固定配置され、前記シートパイプ(78)に密接されるフレア部(75)を一端に有する導管(391 ,392 )がマスタシリンダ(M)に接続され、前記フレア部(75)をシートパイプ(78)に押付けて接続ねじ孔(741 ,742 )に螺合されるねじ部材(76)が導管(391 ,392 )の外周に嵌挿される車両用アンチロックブレーキ制御装置において、基体(34)には、内端を戻しポンプ(211 ,212 )あるいはダンパ(241 ,242 )に通じさせる通路孔(71)が接続ねじ孔(741 ,742 )と同軸に設けられ、該通路孔(71)の外端部に嵌合されるシートパイプ(78)には、通路孔(71)の内面との間に環状のオリフィス(251 ,252 ;251 ′,252 ′)を形成するオリフィス形成部(801 ,802 )が、常開型電磁弁(VOFL ,VOFR ,VORL ,VORR )の入口側に通じる環状路(82)を通路孔(71)の内面との間に形成するとともに環状路(82)をシートパイプ(78)内に通じさせる連結管部(79)を介して同軸にかつ一体に連設されることを特徴とする車両用アンチロックブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/40 ,  B60T 17/02

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