特許
J-GLOBAL ID:200903055718152555

煙感知器の警報送信レベル補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268128
公開番号(公開出願番号):特開平9-115075
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】未警戒の状態を増やすことなく、より正確に煙感知器の設定している警報送信レベルを補正する。【解決手段】火災の煙に伴う受光量の変化で監視区域の火災または煙濃度を検出する煙感知器の零点、試験発報点を補正に伴ない煙感知器に設定している火災警報送信レベル、注意表示警報送信レベル、連動送信レベル等の警報送信レベルを補正する。煙感知器の現在までの零点値Z1と、新たに測定した零点値Z2との差分dを求め、その差分dが補正限界幅L内であれば、零点値Z1を新たに得られた値Z2に補正し、試験発報点値F1を差分dだけ補正した値F2に補正し、補正した零点値と試験発報点値から、受光量と煙濃度の変換式を算出し補正する。更に警報送信レベル値P1を差分dだけ補正した値P2に補正し、煙感知器に送って再設定する。
請求項(抜粋):
監視区域の火災に伴う煙濃度に応じた受光信号を煙感知器で検出して受信機に送り、該受信機で受光信号と煙濃度間の変換特性に従って前記受光信号から煙濃度を求めて火災を判断し、更に、煙感知器に所定の煙濃度閾値に対応した警報送信レベルを予め設定し、前記受光信号が前記警報送信レベルを越えたときに前記受信機に警報信号を送信する防災監視装置に於いて、前記火災受信機により所定の零点補正周期毎に前記煙感知器の零点値を測定し、それまで測定した零点値と新たに測定した零点値との差分を求め、該差分が補正限界幅内であれば、零点値を新たに得られた値に補正すると共に試験発報点値を該差分だけ補正し、前記変換特性を、補正後の零点値と試験発報点値を結んだ変換特性に補正し、更に、前記煙感知器の警報送信レベルを該差分だけ補正した後に前記煙感知器に送って再設定することを特徴とする煙感知器の送信警報レベル補正方法。
IPC (4件):
G08B 17/10 ,  G08B 17/00 ,  G08B 29/18 ,  G01N 21/59
FI (4件):
G08B 17/10 K ,  G08B 17/00 C ,  G08B 29/18 C ,  G01N 21/59 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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