特許
J-GLOBAL ID:200903055719977809

無水マレイン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322373
公開番号(公開出願番号):特開平6-145160
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【構成】 ブタンを分子状酸素を用いて気相接触酸化して無水マレイン酸を製造するに際し、触媒として、オルトリン酸一水素バナジルと特定の二価の金属のオルトリン酸塩との一定割合の混合物を焼成して調製された触媒を、一定条件で賦活処理した後用いる。【効果】 使用触媒が優れた触媒活性、無水マレイン酸への選択性を示すので、高い転化率、選択率で無水マレイン酸を得ることができる。
請求項(抜粋):
ブタンを分子状酸素を用いて気相接触酸化して無水マレイン酸を製造するに際し、触媒として、式(I)VOHPO4・0.5H2O (I)で表わされるオルトリン酸一水素バナジルと、式(II)M3(PO4)2・nH2O (II)(式中、Mは原子価が二価であるMg、Ca、Ba、Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびZnから選ばれた金属を表わし、nは調製温度によって異なる配位水の数を表わす。)で表わされる二価の金属のオルトリン酸塩の混合物であって、M/V原子比が0.003〜0.5の範囲である混合物を300〜400°Cで焼成して調製された触媒を、不活性ガス中またはブタンと分子状酸素含有ガスの混合ガス中にて350〜700°Cで前処理した後、用いることを特徴とする無水マレイン酸の製造方法。
IPC (3件):
C07D307/60 ,  B01J 27/18 ,  C07B 61/00 300

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