特許
J-GLOBAL ID:200903055727130874

ディジタル復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211839
公開番号(公開出願番号):特開平11-055338
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 同期検波において、搬送波周波数誤差を十分に小とし、誤り率を小とすることを可能とする。【解決手段】 受信DQPSK信号を直交検波し、さらに位相変換し、その各シンボル点の位相を順次ラッチし、減算回路16で搬送波周波数を補正し、回路6,7の1シンボル遅延検波出力から周波数ずれに基づく位相誤差a9を検出し(8),その出力回路9により初期値a10を求めて回路13に設定し、その後、位相誤差a9を、利得回路11-加算回路12-初期値設定回路13-遅延回路14-加算回路12のループフィルタを構成し、そのフィルタ出力を積分し(15),周波数誤差成分として回路16へ供給する。その後、2シンボル遅延検波出力を位相誤差検出回路8へ供給し、さらにその後、3シンボル遅延検波出力を位相誤差検出回路8へ供給して、搬送波周波数誤差を小とする。
請求項(抜粋):
受信信号を第1周波数誤差補正手段で周波数補正し、その周波数補正された信号を、Mシンボル周期(Mは正整数)遅延検波手段で遅延検波し、その遅延検波出力の位相回転量を位相誤差検出手段で検出し、その検出位相回転量から上記受信信号の搬送波周波数誤差を周波数誤差検出手段で検出し、その検出した搬送波周波数誤差をループフィルタ手段で平滑し、上記ループフィルタ手段に初期値設定手段により、上記周波数誤差検出手段の出力で初期設定し、上記ループフィルタ手段の出力に応じた周波数の信号を可変周波数発振手段より上記第1周波数誤差補正手段に与え、上記受信信号を遅延手段で遅延し、その遅延された受信信号に対し、上記可変周波数発振手段の出力により第2周波数誤差補正手段で周波数補正し、その周波数補正された信号を同期検波するディジタル復調器において、上記遅延検波手段におけるMの値(正の実数)を可変する手段が設けられていることを特徴とするディジタル復調器。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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