特許
J-GLOBAL ID:200903055735388210

燃料蒸気処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-212268
公開番号(公開出願番号):特開2003-028009
出願日: 2001年07月12日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 リークチェックの検出精度を向上でき、且つエミッションの悪化を防止できる燃料蒸気処理システムを提供すること。【解決手段】 本システムでは、エンジン1が運転状態(ON)の時に、負圧保持弁19を通じて燃料タンク3内に負圧を導入し、エンジン停止後、パージ弁18を閉じて通気系を密閉状態とし、燃料タンク3内の負圧を通気系全体に導入してリークチェックを実行する。これにより、エンジン停止中に動力を使うことなくリークチェックを実施でき、且つリークチェック時に燃料タンク3内の液面変動がなく、安定した状態で精度良くリークの有無を検出できる。また、負圧導入路15に設けた負圧保持弁19により、エンジン運転中に燃料タンク3内を負圧に保持できるので、燃料タンク3内で発生した燃料蒸気が通気系に用いられる燃料タンク3、キャニスタ4、配管等を透過して外部に漏れることを防止できる。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気通路とを連通する通気経路と、この通気経路の途中に配置されるキャニスタと、前記通気経路のうち前記キャニスタと前記吸気通路とを接続するパージ通路に設けられ、そのパージ通路を開閉するパージ弁とを備え、前記燃料タンク内で発生した燃料蒸気を前記キャニスタにて一時的に保持し、前記吸気通路に発生する吸気負圧によって前記キャニスタに保持された燃料蒸気を前記吸気通路に吸入させる燃料蒸気処理システムにおいて、前記通気経路のうち前記キャニスタと前記燃料タンクとを連通して、前記吸気通路に発生する吸気負圧を前記燃料タンク内に導入する負圧導入路を備え、前記内燃機関の運転停止時に前記パージ弁から前記燃料タンクまでの通気系を密閉状態とし、その通気系に前記燃料タンク内の負圧が伝達されて前記通気系全体が一定の負圧に調整された後、前記通気系のリークチェックを行うことを特徴とする燃料蒸気処理システム。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00 301 ,  G01M 15/00
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 37/00 301 H ,  G01M 15/00 Z
Fターム (14件):
2G087AA19 ,  2G087BB25 ,  2G087CC11 ,  2G087EE16 ,  3G044BA03 ,  3G044BA22 ,  3G044CA02 ,  3G044CA17 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044EA57 ,  3G044FA04 ,  3G044GA01 ,  3G044GA02

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