特許
J-GLOBAL ID:200903055737696400

機器の蓋取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341289
公開番号(公開出願番号):特開2002-151028
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 回転開閉し、閉じ回転終了姿勢でスライドして全閉し、掛かり部と受部が係合して蓋の開き回転を防止する蓋の取付け構造において、蓋を無理に押し付けることによる掛かり部と受け部の破損を防止する。【解決する手段】 機器本体1には蓋2が閉じ回転終了前の姿勢で全閉側へスライドすることを防止するスライド防止部材3が、一端を機器本体1に固定して自由端を蓋の閉じスライド側に向けて配備され、自由端側には蓋2の枢支側端部近傍に形成した当り部22に当接可能なストッパ片33を有し、機器本体1への固定位置とストッパ片33との間には蓋内面に突設された押え片23に当接可能な突片34を有している。閉じ姿勢の蓋(2)が全閉位置にスライドするときのみ、押え片23が突片34を押圧してスライド防止部材3を弾性変形させ、蓋2のスライド移行路を開放する。
請求項(抜粋):
機器本体(1)に対して回転して開閉する様に取り付けられ、閉じ回転の終了位置にて回転方向に対して直交する方向にスライドして全閉し、全閉位置にて機器本体(1)の受部(13)と蓋(2)の自由端の掛かり部(14)が係合して蓋(2)の開き回転を防止する蓋の取付け構造において、機器本体(1)には蓋(2)が閉じ回転終了前の姿勢で全閉側へスライドすることを防止するスライド防止部材(3)が配備され、該スライド防止部材(3)は、一端側を機器本体(1)に固定して自由端を蓋の閉じスライド側に向けており、自由端側には蓋(2)の枢支側端部近傍に形成した当り部(22)に当接可能なストッパ片(33)を有し、機器本体(1)への固定位置とストッパ片(33)との間には蓋内面に突設された押え片(23)が乗り越え可能な突片(34)を有しており、蓋(2)を閉じ回転の終了前の姿勢で全閉位置側にスライドさせると、蓋(2)の当り部(22)がスライド防止部材(3)のストッパ片(33)に当たってスライドが阻止され、蓋(2)を閉じ回転の終了姿勢で全閉方向にスライドさせると、蓋(2)の押え片(23)がスライド防止部材(3)の突片(34)を乗り越えながらスライド防止部材(3)を弾性変形させ、ストッパ片(33)を蓋(2)の当り部(22)の移行路から逃がして蓋(2)の全閉方向のスライドを許すことを特徴とする機器の蓋取付け構造。
Fターム (9件):
5H040AA14 ,  5H040AS15 ,  5H040AT01 ,  5H040CC02 ,  5H040CC03 ,  5H040CC06 ,  5H040CC13 ,  5H040CC26 ,  5H040CC33

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