特許
J-GLOBAL ID:200903055742366094
光コネクタ
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062101
公開番号(公開出願番号):特開平11-242136
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ内蔵のフェルール部と,内蔵光ファイバと挿入光ファイバとを接続するメカニカルスプライス部とを組立一体化する構造の光コネクタにおいて,組立時に内蔵光ファイバが撓まわないようにする。【解決手段】 光コネクタ6Aは,光ファイバ1を内蔵して先端側に接合端面4を形成するフェルール部5と,前記内蔵光ファイバ1とこれに接続すべく挿入される光ファイバ2との接続を行うメカニカルスプライス部3とを組立一体化して構成される。フェルール部5側の光ファイバ穴13とメカニカルスプライス部3側の調心溝10との間に,両者13,10間の位置ずれで内蔵光ファイバ1が急激に曲がらないための空間部21を形成する。この空間部21に撓み抑制材料22を充填する。光コネクタ6Aの組立時に,内蔵光ファイバ1が,調心溝10内に反対側から挿入した挿入光ファイバ2から圧力を受けても,内蔵光ファイバ1は撓み抑制材料22の存在で撓むことは抑制され,光学的特性を劣化させることがない。
請求項(抜粋):
接合端面に露出する光ファイバを固定状態で内蔵したフェルール部と,前記フェルール部に内蔵の光ファイバの前記接合端面側と反対側に突出した部分およびこの内蔵光ファイバに突き合わせ接続される他の光ファイバを接続状態で把持して前記フェルール部に結合されるメカニカルスプライス部とからなり,前記メカニカルスプライス部は,互いに重ね合わされるベースと蓋体とを備えるとともに,その重ね合わせ面に,前記内蔵光ファイバおよび他の光ファイバを直線状に突き合わせ可能に位置決め調心する調心機構を有する素子と,この素子のベースと蓋体とを一体にクランプするクランプ手段とからなり,前記素子のフェルール部との結合部分におけるベースと蓋体との対向面間に,内蔵光ファイバを拘束しない空間部を形成するとともに,この空間部に,前記内蔵光ファイバの撓みを抑制できる撓み抑制材料を充填したことを特徴とする光コネクタ。
前のページに戻る