特許
J-GLOBAL ID:200903055744704795

根菜類収穫機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325084
公開番号(公開出願番号):特開平6-169622
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 人参の根部を葉茎部が極力付かない状態に精度よく葉茎部と分離処理して収穫できるようにする。【構成】 搬送装置Aが無端回動ベルト部分3aと、無端回動チェン4とでなり、抜き上げ装置3からの人参30をその葉茎部30bに挟持作用して搬送する。搬送の際、人参30をその葉茎部30bの先端側に移動させて、人参根部30aの上端を無端回動チェン4の挟持作用部に接触させることにより、搬送終端部で挟持作用部が挟持する葉茎部箇所を切断予定箇所として設定する。分離装置Bが無端回動ベルト5と切断カッター6とを備え、無端回動ベルト5により無端回動チェン4からの人参30を受け継ぎ、その設定切断予定箇所を切断カッター6に供給する。無端回動ベルト5の搬送始端部を巻回する回転体16が、無端回動チェン4の搬送終端部を巻回する回転体17より無端回動チェン4の搬送始端側に位置し、無端回動ベルト5は、無端回動チェン4による挟持が解除する前に葉茎部30bに挟持作用を開始する状態で搬送人参の受け継ぎを行う。
請求項(抜粋):
収穫対象根菜を圃場から抜き上げる抜き上げ装置(3)、この抜き上げ装置(3)からの根菜(30)を、その葉茎部(30b)の先端側に作用する上側無端回動帯状体(3a)と、基端側に作用する下側無端回動帯状体(4)とによって挟持搬送する搬送装置(A)、この搬送装置(A)からの根菜を、その葉茎部(30b)に挟持作用する無端回動帯状体(5)により切断カッター(6)に供給して、根部(30a)と葉茎部(30b)とに分離処理する分離装置(B)を備える根菜類収穫機であって、前記搬送装置(A)を、前記抜き上げ装置(3)からの根菜(30)を前記下側無端回動帯状体(4)に対して葉茎部先端側に移動させながら搬送することにより、搬送根菜(30)の根部(30a)の上端を前記下側無端回動帯状体(4)の搬送終端部における挟持作用部(4a)に接触させてから搬送根菜(30)を前記分離装置(B)の前記無端回動帯状体(5)に供給するように構成し、前記分離装置(B)の前記無端回動帯状体(5)を、前記下側無端回動帯状体(4)の搬送終端部によって挟持される葉茎部箇所を前記切断カッター(6)に供給する状態に設置するとともに、前記無端回動帯状体(5)の搬送始端部を巻回する回転体(16),(23)を、前記下側無端回動帯状体(4)の搬送終端部を巻回する回転体(17)より、前記下側無端回動帯状体(4)の搬送始端側に位置する箇所に配置してある根菜類収穫機。
IPC (2件):
A01D 27/04 ,  A01D 33/02

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