特許
J-GLOBAL ID:200903055745100460

オートフォーカス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066148
公開番号(公開出願番号):特開平11-252441
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 誤測距がなく、焦点のふらつきを最小限に抑えることができる山登り法を用いたオートフォーカス装置を提供する。【解決手段】 合焦領域設定回路4は、撮像素子2が撮像する全撮像領域を含む複数の合焦領域を設定することができ、当初は所定の初期合焦領域に設定しておく。ハイパスフィルタ5は、設定された合焦領域内の高周波信号成分のみを取り出し、CPU6は、この高周波信号成分が検出されない場合に合焦領域設定回路4に対し、合焦領域を変更させる制御を行い、変更された合焦領域から高周波信号成分が検出された場合、この高周波信号成分の値が最大となるようにレンズ駆動回路7を介してレンズ1を駆動させて山登り法による焦点合わせを行う。CPU6は、変更した合焦領域に高周波信号成分が検出されない場合や最大値が検出されない場合には、予め設定されるデフォルト位置にレンズを駆動させる。
請求項(抜粋):
撮像された映像信号内の高周波信号を取り出し、該高周波信号の値が最大となるように撮像レンズを駆動して焦点を合わせるオートフォーカス装置において、撮像された全撮像領域の中から焦点を合わせるための領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段が設定した領域の映像信号から高周波信号を取り出すハイパスフィルタと、前記ハイパスフィルタからの高周波信号の値が最大となる位置に前記撮像レンズを駆動して焦点を合わせる焦点制御手段と、前記領域設定手段が設定した領域内における前記高周波信号の値が所定値未満である場合に前記領域設定手段が設定する領域を変更させる領域変更制御手段とを具備したことを特徴とするオートフォーカス装置。

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