特許
J-GLOBAL ID:200903055746593460

分散電源の単独運転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219670
公開番号(公開出願番号):特開平8-088979
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 誤動作を未然に防止して系統解列時のみ確実にインバータの単独運転を停止させる。【構成】 系統解列によるインバータの単独運転を負荷電圧の位相跳躍から検出する単独運転検出装置13において、負荷電圧Vinのゼロクロスタイミングを検出するゼロクロス検出器14と、ゼロクロスタイミングをnサイクル分カウントしてその経過時間Tを計測する計測回路15と、負荷電圧Vinのn,n-1,n-2,......,1サイクル分が正規に経過すべき時間Tn ,Tn-1 ,Tn-2 ,......,T1 を規定時間として記憶するメモリ回路16と、経過時間Tと各規定時間Tn ,Tn-1 ,Tn-2 ,......,T1 とをそれぞれ比較し、経過時間Tと規定時間Tn ,Tn-1 ,Tn-2 ,......,T1 とがすべての規定時間Tn ,Tn-1 ,Tn-2 ,......,T1 について所定の設定値以上の差でもって不一致となる場合のみ、単独運転の検出信号として、ゲートブロック信号S1 及び遮断信号S2 を出力する判定回路17とを具備する。
請求項(抜粋):
直流電源及びその直流電源の発電電力を交流変換するインバータからなる分散電源を系統連系スイッチを介して系統電源と連系させ、系統解列によるインバータの単独運転をその解列時の負荷電圧の位相跳躍から検出する分散電源の単独運転検出装置において、前記負荷電圧のゼロクロスタイミングを検出するゼロクロス検出器と、前記ゼロクロス検出器で検出したゼロクロスタイミングをnサイクル分カウントしてそのnサイクル分の経過時間を計測する計測回路と、前記負荷電圧のn,n-1,n-2,......,1サイクル分が正規に経過すべき時間を規定時間として記憶するメモリ回路と、前記nサイクル分の経過時間と正規のn,n-1,n-2,......,1サイクル分の各規定時間とをそれぞれ比較し、前記経過時間と規定時間とがすべての規定時間について所定の設定値以上の差でもって不一致となる場合のみ単独運転の検出信号を出力する判定回路とを具備したことを特徴とする分散電源の単独運転検出装置。
IPC (4件):
H02M 7/48 ,  H01L 31/04 ,  H02J 3/06 ,  H02J 3/38

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