特許
J-GLOBAL ID:200903055754377598

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268519
公開番号(公開出願番号):特開平8-129399
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】より少ない演算量で音声符号化を行う音声符号化装置を提供すること。【構成】加算回路105は、入力信号s(i) とゲイン回路120の出力信号βg(i) の加算計算を行う。2入力バッファ回路110は、加算回路120の出力信号s(i)+βg(i) 、および簡単補間回路115の出力信号g(i) を蓄積する。簡単補間回路115は、2入力バッファ回路110に蓄積された信号を、式(8) で補間計算することによって長期予測信号g(i) を計算する。ゲイン回路120は、信号g(i) と長期予測フィルタゲインβとの積算値を計算する。出力端子125は、短期予測フィルタ回路40(図3)に、加算回路105の出力信号b(i)を出力する。2入力バッファ回路110には、現サブフレームの先頭の時刻nの時点では、長期予測フィルタの出力信号b(i),(i=n-M〜n-1)のみが蓄積されている。以後各時刻ごとに、式(8) を用いて信号b(i) を補間し、信号g(i) を計算する。
請求項(抜粋):
入力音声信号の小数点値のピッチ周期を符号化する長期予測フィルタ回路を備え、前記入力音声を予め定めたサブフレーム長ごとに符号化する音声符号化装置において、前記長期予測フィルタが、自己の現在の出力値の状態を表すバッファ信号を受けてこのバッファ信号に対する補間演算を行い演算結果である補間値を出力する補間回路と、前記補間回路の出力する補間値に長期予測ゲインを積算することによって帰還値を算出する帰還ゲイン回路と、前記帰還ゲイン回路の算出した帰還値と新たに到着するサブフレームの入力値とを加算して新たな出力値として出力する加算回路と、前記加算回路の出力した出力値と前記補間回路が出力した補間値とからなるバッファ信号を蓄積するバッファ回路とを有することを特徴とする音声符号化装置。
IPC (3件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H04B 14/04

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