特許
J-GLOBAL ID:200903055758986203

電気自動車の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中野 佳直 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013928
公開番号(公開出願番号):特開平5-211703
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 走行状況に適した回生制動量が異なるモータ出力特性の指示により得られかつ機械ブレーキの作用領域で異なるモータ出力特性を指示しても違和感を生じさせない。【構成】 駆動用モータ1が装備された各車輪には機械的制動力を与える機械式制動装置が設けられている。制御装置2はブレーキ6とアクセル7の踏込量、シフトレバー8のシフト位置から車両の要求トルクを演算し、各車輪に応じたトルク指令によりモータドライバ3を動作させて駆動用モータの制御を行う。トルク指令はシフト位置により異なるモータ出力特性を指示し、このモータ出力特性に応じた駆動力または回生制動力を発生させる。異なるモータ出力特性は所定のブレーキ踏込量で同じ最大回生制動力が得られ、この近傍から機械式制動力が作用するため、電力を効率良く回収できると共に、機械ブレーキの作用領域で異なるモータ出力特性を指示してもブレーキ量が変化しないので違和感がない。
請求項(抜粋):
ブレーキの操作によって機械式制動力を与える機械式制動装置と、前記所定のブレーキ操作量で同じ最大回生制動力が得られる異なるモータ出力特性を運転者が指示する手段と、前記指示されたモータ出力特性に対応した信号を発するセンサと、前記ブレーキの操作量信号を発するセンサと、前記各センサ出力に基づいて駆動モータへの回生制動トルクを指令する制御装置と、前記指令により駆動モータの回生制動を行うモータドライバとを含み、前記所定のブレーキ操作量の近傍から前記機械式制動力が作用するよう設定されていることを特徴とする電気自動車の制動制御装置。

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