特許
J-GLOBAL ID:200903055759908443

音場補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033915
公開番号(公開出願番号):特開平10-228286
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 DSP設定変更時間の短縮化による補正動作の短時間化と、最適な音場補正を可能とすることの両方を実現する。【解決手段】 音場補正のためのパラメータ算出を実行できる演算能力の高い演算制御手段(例えばパーソナルコンピュータ)を用いることで、最適な音場補正を行う。さらに、補正動作中には、実際に設定変更を行うべき音響処理手段に対しては、設定変更を行わず、その音響処理手段と同一の音響処理を行うことのできる補正用音響処理手段に対して目的の音場特性実現のための設定変更を行っていく。この補正用音響処理手段は、例えば拡張ユニットなどの形態で、コンピュータ装置の内部高速バスユニットに直接接続されるようにし、音響処理特性の設定変更の際の通信時間を短縮化する。そして、最適な処理特性が得られた後において実際の補正対象たる音響処理装置に、最適な処理特性のためのパラメータセットを実行する。
請求項(抜粋):
音声信号源と、該音声信号源からの音声信号に対して所定の音響特性処理を行うことができる音響処理手段と、該音響処理手段で処理された音声信号を音声として出力する音声出力部とを有する音場形成系に対して、その音場特性を補正することができる音場補正装置として、少なくとも補正動作時において前記音響処理手段に対して通信可能とされ、前記音響処理手段における音響処理特性の設定制御を行うことのできる演算制御手段と、前記演算制御手段との間で高速バスシステムにより通信可能とされるとともに、前記音響処理手段と同一の音響処理を実行でき、かつ、少なくとも補正動作時において前記音声信号源からの音声信号を入力して音響処理を施し、その音声信号を前記音声出力部から音声として出力させることのできる補正用音響処理手段と、前記音声出力部から出力される音声についての音場特性を測定する測定手段とを有し、前記演算制御手段は、補正動作時において、前記補正用音響処理手段での音響処理を介して前記音声出力部から出力された音声について前記測定手段で測定された音場特性から、目的音場特性を実現するための音響処理パラメータを算出し、算出された音響処理パラメータによる音響処理を前記補正用音響処理手段に実行させるとともに、前記測定手段で測定された音場特性が目的音場特性に一致した際に、そのときに前記補正用音響処理手段において用いられていた音響処理パラメータを、前記音響処理手段にセットすることを特徴とする音場補正装置。
IPC (2件):
G10K 15/00 ,  H04S 7/00
FI (2件):
G10K 15/00 L ,  H04S 7/00 Z

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