特許
J-GLOBAL ID:200903055762489885

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201492
公開番号(公開出願番号):特開平10-050909
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 発熱体が上下方向に複数形成されているものにおいて、冷媒槽上部、下部に配設される発熱体の冷却を共に効率良く行う。【解決手段】 IGBTモジュール2からの熱をして沸騰気化する冷媒を収容する蒸気通路9と、冷媒を冷却して凝縮液化させる放熱器4と、蒸気通路9と下部に形成される下部連通路38で連通され、放熱器4で凝縮液化された凝縮冷媒を下部連通路38を介して蒸気通路9に返戻する凝縮液通路10とを備えるものにおいて、更に、蒸気通路9と凝縮液通路10と連通する上段案内通路301a、及び上段案内通路301aより下部に上段案内通路301aよりも狭い通路面積を有する中段案内通路301bを有する。この結果、冷媒槽における低温の凝縮冷媒が不足しがちな蒸気通路上部に、十分な液化冷媒を供給できるとともに、下方の案内通路から余分な液化冷媒が蒸気通路に流出することを防止できる。
請求項(抜粋):
高温媒体からの熱をして沸騰気化する冷媒が内部に収容され、沸騰気化した蒸気冷媒が流出する蒸気通路と、前記蒸気通路に連通され、前記蒸気通路で沸騰気化される冷媒を冷却して凝縮液化させる放熱器と、前記蒸気通路と下部に形成される下部連通路で連通され、前記放熱器で凝縮液化された凝縮冷媒を前記下部連通路を介して前記蒸気通路に返戻する凝縮液通路と、前記下部連通路よりも上方に形成されて前記蒸気通路と前記凝縮液通路と連通する第1の案内通路と、前記第1の案内通路と前記下部連通通路との間に形成され前記第1の案内通路よりも狭い通路面積を有し、前記蒸気通路と前記凝縮液通路と連通する第2の案内通路とを備えることを特徴とする沸騰冷却装置。

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