特許
J-GLOBAL ID:200903055763121504

平面型蛍光ランプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316005
公開番号(公開出願番号):特開平8-153469
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 従来のこの種の蛍光ランプの製造方法においては、電極層と誘電体層とを真空蒸着などの成膜法で形成するものであり、生産ライン内での滞留時間が長くまた設備費も高価となり製品がコスト高となる問題点を生じていた。【構成】 本発明により、ガラス基板2の少なくとも一方の相対面の略全面には接着層3を形成すると共に、カバーグラス4のガラス基板2との対峙面にも接着層3を形成し、ガラス基板2とカバーグラス4とで金属薄板の電極層5を挟持し接着し一体化させ、カバーグラス4上に蛍光体層6を形成し、その後に二枚のガラス基板2を封止材8で封止して放電室1aを形成する平面型蛍光ランプ1の製造方法としたことで、平面型蛍光ランプ1の生産ライン上から真空装置などを伴う大規模な成膜装置を一切に不要にし設備投資額を少ないものとすると共に、生産工程内での滞留時間も短いものとして課題を解決する。
請求項(抜粋):
対峙する二枚のガラス基板の夫々の相対面の略全面に電極層を形成し、該電極層の端子部の部分を除き誘電体層で覆い、該誘電体層の面上に蛍光体層を形成し、前記端子部を除く二枚のガラス基板の周縁を封止材で封止して放電室を形成して成る平面型蛍光ランプの製造方法において、前記ガラス基板の少なくとも一方の相対面の略全面には接着層を形成すると共に、前記誘電体層に対応する面積としたガラス薄板によるカバーグラスの前記ガラス基板との対峙面にも接着層を形成しておき、上記ガラス基板とカバーグラスとで金属薄板で形成した電極層を挟持し加圧、加熱により接着し一体化させ、更に前記カバーグラスの他の一方のガラス基板との相対面に蛍光体層を形成し、その後に二枚のガラス基板の周縁を封止材で封止して放電室を形成することを特徴とする平面型蛍光ランプの製造方法。

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