特許
J-GLOBAL ID:200903055766079436

電磁誘導機器の減磁方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328224
公開番号(公開出願番号):特開平7-183125
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 高電圧を印加することなしに、簡便な方法で残留磁束を低減することができる電磁誘導機器の減磁方法を提供する。【構成】 本実施例の変流器1は、磁気回路をなす環状磁性体の巻芯2と、この巻芯2を取り囲むように巻回された二次巻線3と、二次巻線3の周囲に配設された絶縁物4及び前記二次巻線3の口出し部分5とから構成されている。また、二次巻線3の端子間には、変流器1に変更可能な低周波数の交流電圧を供給する可変電圧低周波数電源6が接続されている。そして、この可変電圧低周波数電源6により、定格周波数を下回る周波数の交流電圧を発生させ、この交流電圧を変流器1に印加し、その電圧値を徐々に上昇させて変流器1を飽和させる。次に、印加電圧を徐々に降下させて零とし、その後、変流器1の二次巻線3の端子を可変電圧低周波数電源6から切り離すことにより、減磁を完了させる。
請求項(抜粋):
磁性体を使用した巻芯により形成される磁気回路と鎖交するように巻回された巻線を備えた電磁誘導機器の減磁方法において、定格周波数を下回る周波数の交流電圧を前記巻線に印加し、この印加電圧値を適切な値まで上昇させた後に、印加電圧値を徐々に低減することにより、前記磁気回路の残留磁束を低減させるようにしたことを特徴とする電磁誘導機器の減磁方法。

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