特許
J-GLOBAL ID:200903055773392590

タイヤ内圧低下検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090951
公開番号(公開出願番号):特開平8-282222
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】複雑な補正や検出を行うことなく、車両の直進又は近似直進定常走行状態においてのみ正確なタイヤ内圧の低下している車輪を検出する。【構成】車輪の回転角速度と等価な車輪速検出値Vwi (i=FL〜RR) のうち、前二輪速左右比PF と後二輪速左右比PR とを直交座標化し、推定可能な直進又は近似直進走行状態での所定サンプリング数の平均値からなる前後輪速左右比座標点を基準点CB とし、この基準点CB を通り前輪速左右比PF が増加すると後輪速左右比PR が微増する直線L1B及び後輪速左右比PR が増加すると前輪速左右比PF が微増する直線L2Bに夫々微小幅dB を与えた判定領域Bを設定し、この判定領域Bに前記前後輪速左右比座標(PF ,PR )が包含されているとき、車両が直進又は近似直進走行していると見なし、例えば左右輪速比前後差D1 や対角輪速比差D3 の大きさからタイヤ内圧の低下している車輪を特定する。
請求項(抜粋):
車両の各車輪の回転角速度を検出する車輪角速度検出手段と、前記車輪角速度検出手段で検出された車輪回転角速度検出値に基づいて各車輪のタイヤの内圧低下を直進又は近似直進定常走行時に検出するタイヤ内圧低下検出手段と、各車輪の輪荷重の変動を検出する輪荷重変動検出手段と、各車輪のタイヤの内圧低下を検出するための条件を、車両の前二輪の回転角速度の左右比と後二輪の回転角速度の左右比とを直交座標軸に設定する条件設定手段と、前記輪荷重変動検出手段が、各車輪の輪荷重の変動を検出したとき、前記車輪角速度検出手段で検出された所定数の前二輪の車輪回転角速度検出値の左右比の平均値と所定数の後二輪の車輪回転角速度検出値の左右比の平均値とからなる座標点を変動型基準点とし、前記変動型基準点を通り且つ前二輪の回転角速度左右比が増加したときに後二輪の回転角速度左右比が微増する直線に微小幅を与えた領域と、前記変動型基準点を通り且つ後二輪の回転角速度左右比が増加したときに前二輪の回転角速度左右比が微増する直線に微小幅を与えた領域との和集合を変動型判定領域に設定する変動領域設定手段と、前記変動領域設定手段で設定された変動型判定領域に、前記車輪角速度検出手段で検出された前二輪の車輪回転角速度検出値の左右比と後二輪の車輪回転角速度検出値の左右比とからなる座標点が包含されているとき、各車輪のタイヤの内圧低下検出の条件を付与する変動領域判定手段とを備えたことを特徴とするタイヤ内圧低下検出装置。
IPC (2件):
B60C 23/06 ,  G01L 17/00
FI (2件):
B60C 23/06 A ,  G01L 17/00 G

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