特許
J-GLOBAL ID:200903055774073587

熱可塑性樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  高畑 ちより ,  鈴木 亨
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-545703
公開番号(公開出願番号):特表2005-509702
出願日: 2002年10月09日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
本発明は、 a)i)粒子径が2500〜3500Åであり、ゲル含量が60〜80%であり、膨潤指数(swellingindex)が12〜30である大粒径ポリブタジエンゴムラテックス10〜50重量部;及び ii)粒子径が2500〜3500Åであり、ゲル含量が81〜97%であり、膨潤指数が18〜40である大粒径ゴムラテックス50〜90重量部; を含んでなるゴムラテックス40〜80重量部に、 b)芳香族ビニル化合物及びシアン化ビニル化合物からなる群より2種以上選択される単量体混合物20〜60重量部 を投入してグラフト共重合体を製造するに際して、前記単量体混合物の5〜30重量%を一括投入し、単量体混合物の70〜95重量%を乳化した状態で連続的に投入する段階を含むABS系グラフト共重合体の製造方法、該方法により得られたABS系グラフト共重合体、及びこれを利用した熱可塑性樹脂組成物に関する。 本発明のABS系グラフト共重合体の製造方法によれば、固形物含量が高くても重合反応熱の制御が容易であり、重合凝集物の生成が最小化することができ、耐衝撃性、光沢性及び着色性が優れたABS系熱可塑性樹脂を提供することができる。
請求項(抜粋):
a)i)粒子径が2500〜3500Åであり、ゲル含量が60〜80%であり、膨潤指数(swelling index)が12〜30である大粒径ポリブタジエンゴムラテックス10〜50重量部;及び ii)粒子径が2500〜3500Åであり、ゲル含量が81〜97%であり、膨潤指数が18〜40である大粒径ゴムラテックス50〜90重量部; を含んでなるゴムラテックス40〜80重量部に、 b)芳香族ビニル化合物及びシアン化ビニル化合物からなる群より2種以上選択される単量体混合物20〜60重量部 を投入してグラフト共重合体を製造するに際して、前記単量体混合物の5〜30重量%を一括投入し、単量体混合物の70〜95重量%を乳化した状態で連続的に投入する段階を含むABS系グラフト共重合体の製造方法。
IPC (1件):
C08F279/04
FI (1件):
C08F279/04
Fターム (9件):
4J026AA68 ,  4J026BA05 ,  4J026BA06 ,  4J026BA31 ,  4J026BB02 ,  4J026DA04 ,  4J026DB04 ,  4J026DB16 ,  4J026GA03
引用特許:
審査官引用 (17件)
全件表示

前のページに戻る