特許
J-GLOBAL ID:200903055781323270

連続圧延機における板厚制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-145764
公開番号(公開出願番号):特開2001-321811
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】 応答性と制御精度に優れると共に、張力変動を引き起こさないような連続圧延機における板厚制御方法を提供する。【解決手段】 ステップ1において、各板厚計、被圧延材の通過速度検出器等の圧延実績を読み込む。次にステップS2において、マスフロー計算により、各スタンドの出口板厚を計算する。次にステップS3において、各スタンドにおける圧延材の変形抵抗を求める。次にステップS4において、各スタンドで目標出口板厚を得るための圧延荷重、すなわち基準圧延荷重を求める。次に、ステップS5において、ゲージメータ式の誤差項を算出する。次に、ステップS6において、基準ロール間隙を求める。次に、ステップS7において、マスフローバランスを保つような主機速度を算出する。最後に、ステップS8において、各スタンドのロールギャップと、主機速度を補正する。
請求項(抜粋):
複数の圧延機スタンドからなる連続圧延機において、各スタンド間に設置された被圧延材の通過速度検出器と、最終スタンドを除く一つまたは複数のスタンド出側に設置された板厚検出器と、最終スタンド出側に設置された板厚検出器を用い、板厚検出器、板速検出器が共に存在するスタンド間の体積速度を算出し、これを基準体積速度となし、体積速度一定の法則に基づき、基準体積速度と各スタンド間に配置した速度検出器から得られる板速度から、各スタンド間の板厚を算出し、また同時に得られる最終スタンド出側の板厚を用い、圧延中に目標板厚を維持する各スタンドの圧延荷重、ロール間隙、主機速度比をオンラインで推定し、各スタンドのロール間隙および主機速度比を常時補正して目標板厚を実現することを特徴とする連続圧延機における板厚制御方法。
IPC (2件):
B21B 37/18 ,  B21B 37/18 BBH
FI (2件):
B21B 37/12 111 D ,  B21B 37/12 BBH
Fターム (4件):
4E024AA07 ,  4E024CC01 ,  4E024CC02 ,  4E024CC03
引用特許:
出願人引用 (3件)

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