特許
J-GLOBAL ID:200903055781477685

ノック式筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088676
公開番号(公開出願番号):特開平10-264583
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【目的】 ノックのみで筆記先端部の出没が行え、使い勝手がよく、筆記先端部を突出させたままではクリップが胸ポケット等に止着できず、インキで衣服を汚損する事故を防止可能とする。【構成】 ノック棒の後端にノック部材が止着され、軸筒に対しノック部材を後方に附勢する戻しスプリングが設けられて、ノック部材の一側から軸筒周面の前方に向かって設けられたクリップ先端の玉部に係止部が形成され、その玉部に対面する軸筒周面に係止部が形成されて、又、後端部を回転カム部材の前面に当接した状態でボールペン筆記体をリターンスプリングにより後方へ附勢して、前記ノック部材を前進して筆記体の筆記先端部が突出した状態で回転カム部材が前進位置に位置決めされた時に、クリップの玉部の係止部が対面する軸筒に設けた係止部に迎合して係止され、クリップが軸筒に対し離反しないように固定されてなる。
請求項(抜粋):
軸筒後方内部に設けられたカム溝と迎合するカム部を有したノック棒と回転カム部材が軸推移自在に嵌装されて、ノック棒の前後退で回転カム部材が回転しながら進退位置に位置決めされる所謂ノック機構部が設けられて成る筆記具要素と、その筆記具要素に搭載される、先端ボールを抱持するチップと後方にインキ収容管を有し、先端ボールがチップ先端のボール抱持部の内縁に常時は押圧して密接し、筆記時には密接状態が解除されるように設けられたスプリングを有することから成り、インキ収容管内に低粘度インキが充填され、そのインキの後端に筆記に伴うインキの消耗に追随して移動するグリース状のフォロアが充填されて成るボールペン筆記体とで構成されるノック式筆記具に於いて、ノック棒の後端にノック部材が止着され、軸筒に対しノック部材を後方に附勢する戻しスプリングが設けられて、ノック部材の一側から軸筒周面の前方に向かって設けられたクリップ先端の玉部に係止部が形成され、その玉部に対面する軸筒周面に係止部が形成されて、又、後端部を回転カム部材の前面に当接した状態でボールペン筆記体をリターンスプリングにより後方へ附勢して、前記ノック部材を前進して筆記体の筆記先端部が突出した状態で回転カム部材が前進位置に位置決めされた時に、クリップの玉部の係止部が対面する軸筒に設けた係止部に迎合して係止され、クリップが軸筒に対し離反しないように固定されてなるノック式筆記具。
IPC (2件):
B43K 24/08 ,  B43K 25/02
FI (2件):
B43K 24/08 B ,  B43K 25/00 H

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