特許
J-GLOBAL ID:200903055791514970

口腔骨粉採取ユニット及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-347667
公開番号(公開出願番号):特開2000-166949
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自家骨を骨性癒着材料として使用できる口腔骨粉採取ユニットと、その骨粉採取ユニットを製造する方法を提供する。【解決手段】 口腔内から骨粉を含む、液状物を吸引する吸引管路に設けられて、液状物から骨粉を分離のためにろ過して採取する骨粉採取ユニット10。ユニット本体1とフィルタ部材4とを備える。ユニット本体は、中間の分割部で吸引ノズル側部分2と基端側部分3とに分割可能である。フィルタ部材は、ユニット本体の吸引ノズル側部分と基端側部分を連結するジョイント機能部12と、液状物から骨粉をろ過するための容器状のフィルタ部13とを有する。ジョイント機能部には、ユニット本体の基端側部分と嵌合する第1ジョイント部17と、吸引ノズル側部分と嵌合する第2ジョイント部19とがフランジ16を挟んで形成される。
請求項(抜粋):
口腔内から骨片又は骨粉(以下骨粉という)を含む冷却液、唾液、血液等の液状物を吸引する吸引管路に設けられて、その液状物から前記骨粉を分離のためにろ過して採取する骨粉採取ユニットであって、通常は互いに同軸的に連結された状態にあるが、中間の分割部で吸引ノズル側部分と基端側部分とに分割可能であり、吸引ノズル側部分は前記骨粉及び液状物を吸引する通路となり、前記基端側部分は前記吸引管路の端部に着脱可能に接続されて主に液状物の吸引通路となるユニット本体と、そのユニット本体の前記分割部に前記吸引ノズル側部分と基端側部分とにまたがって配置され、前記液状物から骨粉をろ過するための容器状のフィルタ部が前記ユニット本体の基端側部分の内側に収容されて、その容器状をなす開口側に前記基端側部分の開口端部内側に嵌合される第1ジョイント部が形成され、その第1ジョイント部の近傍に、前記基端側部分の開口端部から突出するように、かつ前記ユニット本体の吸引ノズル側部分の開口端部内側に嵌合される第2ジョイント部が形成され、それら第1及び第2のジョイント部による吸引ノズル側部分及び基端側部分のジョイント機能と前記容器状のフィルタ部による骨粉のろ過・蓄積機能とを果たすフィルタ部材と、を含み、そのフィルタ部材から少なくとも前記吸引ノズル側部分を取り外すことにより、前記容器状のフィルタ部に蓄えられる骨粉を取り出せるようにしたことを特徴とする口腔骨粉採取ユニット。
IPC (2件):
A61C 17/06 ,  A61C 8/00
FI (2件):
A61C 17/04 Z ,  A61C 8/00 Z
Fターム (1件):
4C059AA07

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