特許

J-GLOBAL ID：200903055796957349

物品監視用標識

発明者： 栗原 達也 ,  竹内 逸雄 ,  小野 芳樹
出願人/特許権者： 日本発条株式会社
代理人 (1件)： 鈴江 武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-303021
公開番号（公開出願番号）：特開平9-147249
出願日： 1995年11月21日
公開日（公表日）： 1997年06月06日
要約：

【要約】【課題】 この発明の主たる目的は、薄く可撓性に富み、表面が平坦な物品監視用標識を提供することにある。【解決手段】 紙あるいは合成樹脂等を主体とする基材11と、基材11に設けられたFe-Si合金線12と、この合金線12の近傍に混入されたキャンセル用磁性粉15を具備している。Fe-Si合金線12はSi濃度が6〜7wt%のFe-Si合金からなり、その保磁力を越える交番磁界が印加された時に急峻な磁化反転を生じるものである。キャンセル用磁性粉15は、磁気的に硬質または半硬質で着磁可能な磁性物質からなり、着磁された状態においてFe-Si合金線12の磁化反転を阻止するバイアス磁界を合金線12に与えるものである。

請求項（抜粋）：

非磁性材料からなる基材と、上記基材に設けられかつSi濃度が6〜7wt%のFe-Si合金で形成されその保磁力を越える交番磁界が印加された時に急峻な磁化反転を生じるFe-Si合金線と、磁気的に硬質または半硬質で着磁可能な磁性物質からなりかつ上記基材の上記Fe-Si合金線の近傍に混入されていて着磁された状態において上記合金線の磁化反転を阻止するバイアス磁界を上記合金線に与えるキャンセル用磁性粉と、を具備したことを特徴とする物品監視用標識。