特許
J-GLOBAL ID:200903055799130160

熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323473
公開番号(公開出願番号):特開平10-147690
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性(低温耐衝撃性を含む)、曲げ強度や引張強度等の力学的特性、耐薬品性等に優れるポリエステル系樹脂を含む樹脂組成物の提供。【解決手段】 ポリエステル(PES)(A)、付加重合系ブロック共重合体(B)、PES系ブロック共重合体(C)及びアイオノマー樹脂(D)から主としてなり、ブロック共重合体(B)が、水添され末端に水酸基を有する芳香族ビニル化合物重合体ブロックと共役ジエン重合体ブロックのブロック共重合体であり;PES系ブロック共重合体(C)がポリエステルブロックと前記の付加重合系ブロック共重合体(B)と同種の重合体からなる重合体ブロックを有するブロック共重合体であり;且つ前記の重合体成分を特定の割合で含有する本発明の熱可塑性重合体組成物、並びに前記の熱可塑性重合体組成物中に更に有機ポリシロキサンを含有させた本発明の熱可塑性重合体組成物によって上記の課題が解決される。
請求項(抜粋):
(1) ポリエステル系樹脂(A)、付加重合系ブロック共重合体(B)、ポリエステル系ブロック共重合体(C)およびアイオノマー樹脂(D)から主としてなる熱可塑性重合体組成物であって;(2) 付加重合系ブロック共重合体(B)が、水素添加され且つ末端に水酸基を有する、芳香族ビニル化合物単位から主としてなる重合体ブロック(b1)と共役ジエン化合物単位から主としてなる重合体ブロック(b2)を有するブロック共重合体であり;(3) ポリエステル系ブロック共重合体(C)が、ポリエステルブロック(c1)と、芳香族ビニル化合物単位から主としてなる重合体ブロックおよび共役ジエン化合物単位から主としてなる重合体ブロックを有するブロック共重合体の水素添加物からなる重合体ブロック(c2)を有するブロック共重合体であり;(4) {ポリエステル系樹脂(A)の重量とポリエステル系ブロック共重合体(C)中に含まれるポリエステルブロック(c1)の重量の合計量}と、{付加重合系ブロック共重合体(B)の重量とポリエステル系ブロック共重合体(C)中に含まれる重合体ブロック(c2)の重量の合計量}との比が、98:2〜40:60であり;そして、(5) {ポリエステル系樹脂(A)と付加重合系ブロック共重合体(B)とポリエステル系ブロック共重合体(C)の合計重量}と、{アイオノマー樹脂(D)の重量}との比が99:1〜1:99である;ことを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
IPC (2件):
C08L 53/00 ,  C08L 67/00
FI (2件):
C08L 53/00 ,  C08L 67/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る