特許
J-GLOBAL ID:200903055807001323

遠心鋳造製スリーブロールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121815
公開番号(公開出願番号):特開平6-330228
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性、耐クラック性、及び強靱性を兼備した外層と内層からなる遠心鋳造製スリーブロールにおいて、外層と内層間に発生する巣等の鋳造欠陥を防止する。【構成】 C:1.0 〜3.5 %、Si:2.0 %以下、Mn:2.0 %以下、Cr:12.0%以下、Mo:8.0 %以下、V:3.0 〜10.0%、Nb:0.6 〜7.0 %を含有し、残部Feよりなる外層材を鋳造し、C:1.0 〜2.0 %、Si:1.6 〜2.4 %、Mn:0.2 〜1.0%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Ni:0.7 %以下、Cr:1.0 %以下、Mo:3.0 %以下を含有し、残部Feよりなる内層材を鋳造する前に、C:1.4 〜2.4 %、Si:0.4 〜1.2 %、Mn:0.3 〜1.0 %、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Ni:0.1 〜2.5 %、Cr:1.0 %以下、Mo:0.1 〜2.0 %を含有し、残部Feよりなる中間層を鋳造する。
請求項(抜粋):
遠心鋳造製スリーブロールを製造するに際して、まず外層材として、C:1.0 〜3.5 %、Si:2.0 %以下、Mn:2.0 %以下、Cr:12.0%以下、Mo:8.0 %以下、V:3.0 〜10.0%、Nb:0.6 〜7.0 %を含有し、さらに必要に応じてNi:8.0 %、Co:10.0%以下、Cu:2.0 %以下、Ti:2.0 %以下、Zr:2.0 %以下、W:1.0 %以下、B:0.1 %以下のうちから選ばれた1種又は2種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる溶鋼を鋳造し、次いで、中間層材として、C:1.4 〜2.4 %、Si:0.4 〜1.2 %、Mn:0.3 〜1.0 %、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Ni:0.1 〜2.5 %、Cr:1.0 %以下、Mo:0.1 〜2.0 %を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる溶鋼を鋳造し、次いで、内層材として、C:1.0 〜2.0 %、Si:1.6 〜2.4 %、Mn:0.2 〜1.0.%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Ni:0.7 %以下、Cr:1.0 %以下、Mo:3.0 %以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる溶鋼を鋳造することを特徴とする遠心鋳造製スリーブロールの製造方法。
IPC (8件):
C22C 33/04 ,  B21B 27/00 ,  B22D 13/02 ,  B22D 19/16 ,  C22C 37/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/56

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