特許
J-GLOBAL ID:200903055823562521

感熱抵抗性化合物およびそれを製造する方法並びに利用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新部 興治 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518823
公開番号(公開出願番号):特表平9-506212
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】感熱抵抗性化合物を、少なくとも1種の固体導電性材料(A)と少なくとも1種の固体樹脂(B)を混合し、この混合物を少なくとも1種の液状溶媒(C)に分散して形成する。無水の化合物の全重量に関する導電性材料(A)の重量%は5%〜70%である。加熱処理後のこの化合物の抵抗は、温度が上がると、約70°Cまでは温度に関してほぼ直線的に、また70°Cより上では温度に関しほぼ指数関数的に増大する。化合物の常温抵抗値に対する増加倍率は、100°C以上の温度では3以上、115°C以上の温度では5以上である。PTC装置を提供する方法には、電極を形成する導電性経路(6)に接続する電気経路(3)に沿って絶縁材料(2)から作られた柔軟性または剛性薄板支持体上に印刷法またはスクリーン印刷法により抵抗性化合物を析出する方法がある。化合物は冷えた時に析出し、溶媒(C)を完全に蒸発させかつ樹脂(B)を基板に接着させるのに十分な期間と回数、110°C以上の温度で1回以上の加熱処理を受ける。
請求項(抜粋):
特にPTC装置に適した感熱抵抗性化合物であって、前記化合物が少なくとも1種の固体導電性材料(A)と少なくとも1種の固体合成樹脂(B)からなる粒子混合物を形成し、前記混合物を少なくとも1種の液体溶媒に分散している溶液から成り、無水の化合物の全重量に関して前記導電性材料(A)の重量%が5%〜70%の範囲にあり、加熱処理後すなわち溶媒完全蒸発後の前記化合物の抵抗が、温度が上がると70°Cまでは温度に関しほぼ直線的に、そして70°C以上の温度ではほぼ指数関数的に増大することを特徴とする感熱抵抗性化合物。
IPC (5件):
H01C 7/02 ,  C09C 1/48 PBE ,  C09D 5/24 PQW ,  C09D 11/02 PSV ,  C09D133/04 PGB
FI (5件):
H01C 7/02 ,  C09C 1/48 PBE ,  C09D 5/24 PQW ,  C09D 11/02 PSV ,  C09D133/04 PGB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-500745
  • 特開昭55-154003

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