特許
J-GLOBAL ID:200903055825029120

温水洗浄便座の洗浄ノズルへの洗浄水の供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033005
公開番号(公開出願番号):特開平6-240724
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 洗浄ノズルが完全に前進して封水がなされた状態から設定された洗浄モードでの洗浄水の噴射までの間の洗浄水の噴射口からの噴射をソフトな噴射にする。ソフトな噴射によるスタート時に封水手段による封水が破れることがないようにする。【構成】 洗浄ノズル2の前進が完了して封水手段9による封水が行われたことを検知する前進完了検知手段7を設ける。前進完了検知手段7による前進完了を検知してシリンダ1への洗浄水の供給流量を低下させた後に洗浄のための設定流量に制御するための制御手段8を設ける。制御手段8による前進完了直後の流量低下を2段階に分け、前段で一定程度流量を低下させると共に後段では前段よりも流量が低下し且つ封水手段9による封水が破れない程度の封水限界に近い内圧を得られる流量となるように制御する。
請求項(抜粋):
シリンダ内に突出自在に収納した洗浄ノズルに収納方向へのばね力を付勢し、洗浄ノズルに設けた通水孔の後端部をシリンダ内において開口させると共に通水孔の先端部を噴射口とし、シリンダ内に洗浄水を供給して洗浄ノズルをシリンダから前方に突出させるためのポンプを設け、洗浄ノズルが前進している間にシリンダ内に供給された洗浄水の一部がシリンダと洗浄ノズルとの摺動部分の間から外部に排水される隙間を形成し、洗浄ノズルが前進完了状態において洗浄ノズルを前方に押圧する水圧の作用により隙間を封水するための封水手段を設けた温水洗浄便座の洗浄ノズルへの洗浄水の供給装置において、洗浄ノズルの前進完了を検知する前進完了検知手段と、前進完了検知手段により前進完了を検知してシリンダへの洗浄水の供給流量を低下させた後に洗浄のための設定流量に制御するための制御手段を設け、上記制御手段による前進完了直後の流量低下を2段階に分け、前段で一定程度流量を低下させると共に後段では前段よりも流量が低下し且つ封水手段による封水が破れない程度の封水限界に近い内圧を得られる流量となるように制御するように設定して成ることを特徴とする温水洗浄便座の洗浄ノズルへの洗浄水の供給装置。

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