特許
J-GLOBAL ID:200903055834167454

フオールトトレラントデータ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285956
公開番号(公開出願番号):特開平5-127936
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 ハードウエアを多重化構成した従来のフォールトトレラントデータ処理装置よりも少ないハードウエア構成で、同等のフォールトトレラント性を有するデータ処理装置を実現する。【構成】 データ処理ユニットに3個のプロセッサと2個のバスインタフェースユニットが含まれ、2個のバスインタフェースユニットは2本のシステムバスにそれぞれ対応して接続されるとともに、3個のプロセッサに対しては、それぞれその2個づつに直接に、かつ他の1個にはバススイッチを経由して間接にインタフェースを有する。【効果】 3個のプロセッサのうち1個を他の2個のプロセッサとの比較参照用として用いることにより、より少ないハードウエア構成をもってフォールトトレランス性を有するデータ処理装置を実現できる。
請求項(抜粋):
データ処理ユニット、メモリユニット、入出力処理ユニットおよび前記ユニット間のデータ転送を行うための2本のシステムバスから構成されるデータ処理装置において、データ処理ユニットは、同一のクロックに同期して動作する同一タイプの3個のプロセッサと、前記プロセッサのうち第1および第3のプロセッサと直接に、かつ第2のプロセッサとバススイッチを経由して間接に、また、第2および第3のプロセッサと直接に、かつ第1のプロセッサと前記バススイッチを経由して間接にそれぞれインタフェースを有するとともに、相互間および前記システムバスにそれぞれ対応するインタフェースを有する2個のバスインタフェースユニットよりなり、前記バスインタフェースユニットは第1と第3または第2と第3の2個づつのプロセッサからの入力データを比較し、該比較結果を第1または第2のプロセッサからの入力データとともに前記データバスに出力し、また、前記システムバスからデータとともに入力された前記比較結果を相互に伝え、相手のバスインタフェースユニットから入力された該比較結果が不一致のときは、自身に入力されたデータを、自身に直接インタフェースを有する2個のプロセッサに供給するとともに前記バススイッチを経由して自身と間接にインタフェースを有するプロセッサにも供給することを特徴とするフォールトトレラントデータ処理装置。

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