特許
J-GLOBAL ID:200903055835621809
樹脂注入装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019844
公開番号(公開出願番号):特開平6-232192
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 電子部品などの精密部品を製造する際に使用される樹脂注入装置に関し、ノズル先端に糸引きが発生することと、精密な注入量の調整が困難であるという課題を解決し、糸引きを防止すると共に吐出量を精密に微調整することが可能な樹脂注入装置を提供することを目的とする。【構成】 シリンダ14内に組込まれたピストン17をサーボモータ27により駆動を行うことにより、シリンダ14内に充填された封口樹脂4の吐出を精密に行うことができる。さらにノズル13bの先端にスリット31を設け、ノズル13bが下降後、封口樹脂4の吐出を完了した時点でピストン17をわずかに後退させ、ノズル13bの先端に吸引作用を発生させ、スリット31より空気を吸引して吐出した封口樹脂4とノズル13b内に残留した封口樹脂4の境界部分に両者を分離する空気溜りを発生させて後にノズル13bを上昇させることにより封口樹脂4注入後の糸引きを防止することが可能となり、小形精密な電子部品の樹脂注入を行うことができる。
請求項(抜粋):
先端部に少なくとも1箇所以上のスリットを設けたノズルを下部に結合したシリンダと、このシリンダを昇降自在に結合した昇降部と、この昇降部に結合されて上記シリンダと連動して昇降すると共にシリンダ内に組込まれたピストンに連結されシリンダ内に充填された樹脂を加圧して吐出したり、あるいは減圧して上記ノズルに設けられたスリットから空気を吸引する動作を独立して行うサーボモータと、上記昇降部ならびにサーボモータを制御する制御部からなる樹脂注入装置。
IPC (2件):
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