特許
J-GLOBAL ID:200903055841980500

車両位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231867
公開番号(公開出願番号):特開平5-072970
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】従来のナビゲーション装置においては、路側ビーコンから送られてくる設置位置座標には誤差がないものとして使用していたが、実際には、その設置条件や設置位置座標測定上の精度の問題があり、若干の誤差を含んでいる。【構成】同一のビーコンから設置位置情報が受信された場合、各受信時点における地図マッチング方式により求められた車両の現在位置β及び車両の現在位置βがそれぞれ設定された際の相関係数γを記憶し、車両の現在位置βの確からしさ(相関係数が大きいこと及び受信回数が多いこと)に応じて、ビーコンの設置位置を補正する。【効果】より正確なビーコンの設置位置座標に基づいて、道路地図データを基にして得られた車両位置を修正することができる。
請求項(抜粋):
道路地図を記憶した道路地図メモリと、車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、車両の方位を検出する方位検出手段と、所定タイミングごとに車両の走行距離及び方位を得て積算し、この積算データに基いて車両の推定位置を検出する車両位置推定手段と、道路地図メモリに格納している道路地図から、車両の推定位置を中心とする車両存在確率領域に位置する全ての道路を選び出し、前記推定車両位置の変化と各道路パターンとの相関係数を算出し、相関係数が一定値以上の道路を候補道路として登録し、登録された候補道路うち、現在相関係数の最も多い道路を特定し、その道路上に車両の現在位置を設定する車両位置設定手段と、路上に設置されてその設置位置情報を含む無線信号を放射するビーコンから、前記設置位置情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した設置位置情報に基づいて車両の現在位置を修正する車両位置修正手段とを有する車両位置検出装置において、同一のビーコンから設置位置情報が受信された場合、各受信時点における車両位置設定手段により設定された車両の現在位置及び車両の現在位置がそれぞれ設定された際の相関係数を記憶するメモリと、このメモリに記憶された情報を用いて、ビーコンの設置位置を補正するビーコン設置位置補正手段を含むことを特徴とする車両位置検出装置。
IPC (3件):
G09B 29/10 ,  G01C 21/00 ,  G08G 1/0969

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