特許
J-GLOBAL ID:200903055848884531

周期性を考慮したカオス的乱数列の発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108058
公開番号(公開出願番号):特開平9-292978
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 コンパイラ及びハードの制約があっても容易に長い周期のカオス的な軌道の乱数を厳密な再現性をもって得ることができる周期性を考慮したカオス的乱数列の発生装置を得る。【解決手段】 カオス領域にある写像Xi+1 =f(Xi )を用いて初期値X1 からX2 ,X3 ,...とカオス的軌道値を発生させて乱数を得る装置であって、初期値X1 からX2 、X2 からX3 へと写像を実行するに当たって、軌道値の桁数N個の個数のレジスタ群15、16と、2N個のレジスタ群17、18を用いて写像関係の演算を一桁毎の整数領域における四則演算と、桁上げ演算で行いカオス的軌道値を求める。
請求項(抜粋):
カオス領域にある関数の写像を用いて、初期値X1 からX2,X3 ...Xi とカオス的軌道値を発生させ、それから乱数を作る装置であって、前記カオス的軌道値の桁数N個に等しい個数のレジスタ群を備え、それらに前記カオス的軌道値を一桁毎に収容し、一方、少なくとも2N個のレジスタ群を備え、前記カオス的軌道値の写像の中間結果をそれらに収容して、前記カオス領域にある関数の写像を一桁毎に演算することを特徴とする周期性を考慮したカオス的乱数列の発生装置。

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