特許
J-GLOBAL ID:200903055848981855

内燃機関のクランク角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184378
公開番号(公開出願番号):特開平9-032620
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 独立した2以上の通過検出器を備えることなくクランク角を検出することができるとともに、内燃機関始動操作直後にクランク角を検出することができる内燃機関のクランク角検出装置を提供する。【解決手段】 クランクポジションセンサ20は、クランクシャフト16固定されたクランクロータ21とクランクロータ21に対向配置されている半導体磁気センサ25から構成されている。クランクロータ21の外周には等角度ピッチ毎に被検出歯22が形成されている。半導体磁気センサ25は、クランクロータ21の回転方向に、被検出歯22のピッチよりも小さなピッチで離間配置された第1センサ部26と第2センサ部27とを有し、各センサ部26、27が被検出歯22の通過を検出する毎に位相差を有する第1、第2パルス信号を出力する。
請求項(抜粋):
複数の気筒を有する内燃機関のクランクシャフトに固定されるとともに、等間隔毎に形成された通過被検出部を有するクランクロータと、そのクランクロータ近傍において前記等間隔よりも小さな間隔で前記クランクロータの回転方向に離間配置された第1通過検出部及び第2通過検出部を有し、前記通過被検出部が前記第1通過検出部または前記第2通過検出部を通過する毎に第1通過検出信号または第2通過検出信号をそれぞれ発生させる通過検出器と、その通過検出器により発生させられた前記第1通過検出信号及び前記第2通過検出信号の組み合わせから、前記クランクシャフトが正回転しているか逆回転しているかを判断するための回転方向判断手段と、前記回転方向判断手段によって前記クランクシャフトは正回転していると判断された場合には、前記第1通過検出信号または前記第2通過検出信号の発生数を加算し、前記クランクシャフトは逆回転していると判断された場合には、前記第1通過検出信号または前記第2通過検出信号の発生数を減算することにより前記通過検出器を通過した前記通過被検出部数を通過値として数えるための計数手段と、その計数手段により数えられた前記通過値が所定値に到達する毎に前記通過値を初期化するための初期化手段と、前記通過値に基づき前記複数の気筒のうち特定の気筒を判別するための気筒判別手段と、前記通過値に基づき前記特定気筒におけるクランク角を検出するためのクランク角検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のクランク角検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 362 ,  G01B 21/22 ,  G01D 5/14 ,  G01P 3/488
FI (4件):
F02D 45/00 362 B ,  G01B 21/22 ,  G01D 5/14 H ,  G01P 3/488 B

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