特許
J-GLOBAL ID:200903055850975498

構造物と流体との連成振動の計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052345
公開番号(公開出願番号):特開平8-249314
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 流れの影響を考慮しながらも、計算量とメモリ容量の増大を抑制し、流れ場内の構造物と流体との連成振動を計算し解析する方法を提供する。【構成】 静止場の構造物または構造物単独の固有値計算により、固有振動数および固有振動モードを計算する。その振動モードを用いて流れ場の変形を級数展開して、運動方程式中の構成マトリックスを別空間の縮小されたマトリックスに変換する。その縮小マトリックスに変換する計算において、流速の影響を表わすKa,Ca,粘性の影響を表わすKaτ,Caτのマトリックスの構成マトリックスで計算を実行し、大次元のフルマトリックスを作らないで、並列処理する。【効果】 フルマトリックスを作らないので、メモリ容量を節約できる。それに伴ない、分割数を増加させ、解析の精度を上げられる。
請求項(抜粋):
構造物と流れ場の流体とが力を及ぼし合い振動する現象を運動方程式で表現し、有限要素法により解析するための構造物と流体との連成振動の計算方法において、流れ場の振動モードを静止場の振動モードで計算し、級数展開し、前記流体の影響を表わすマトリックスの構成マトリックスを用いて前記運動方程式中の構成マトリックスを計算し、別空間の縮小マトリックスに変換し、前記別空間の縮小マトリックスを用いて前記運動方程式を計算することを特徴とする構造物と流体との連成振動の計算方法。
IPC (4件):
G06F 17/13 ,  G06F 17/10 ,  G06F 17/16 ,  G06F 17/50
FI (4件):
G06F 15/328 ,  G06F 15/31 Z ,  G06F 15/347 Z ,  G06F 15/60 612 H

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