特許
J-GLOBAL ID:200903055851004550

水素を燃料とする機器への水素供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-024817
公開番号(公開出願番号):特開2001-213602
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 第1貯蔵部から第2貯蔵部への水素の移動を迅速に,且つ十分に行い,また第2貯蔵部から低い温度で水素の放出を行う。【解決手段】 水素供給システム1は改質器3と,水素貯蔵器43とを有する。水素貯蔵器43は、低圧吸蔵・高温放出型第1水素吸蔵材MH1を備えた第1貯蔵部44と、高圧吸蔵・低温放出型第2水素吸蔵材MH2を備えた第2貯蔵部51とを有する。第1水素吸蔵材MH1の水素吸蔵圧P1および水素放出温度T1と,第2水素吸蔵材MH2の水素吸蔵圧P2およびその水素放出温度T2との間にP1<P2およびT1>T2の関係が成立する。第1貯蔵部44に改質器3からの水素を吸蔵させ,次いでその吸蔵水素を放出して得られた水素を第2貯蔵部51に移動吸蔵させる。燃料電池2の始動時には第2貯蔵部51より吸蔵水素を放出して,その燃料電池2に供給する。
請求項(抜粋):
水素を燃料とする機器(2)に水素を供給すべく,アルコール,ガソリン等の原料から水素を生成する改質器(3)を備えた水素供給システムにおいて,前記改質器(3)により生成された水素を吸蔵し,且つ放出することが可能な水素貯蔵器(43)を有し,その水素貯蔵器(43)は,低圧吸蔵・高温放出型第1水素吸蔵材(MH1)を備えた第1貯蔵部(44)と,高圧吸蔵・低温放出型第2水素吸蔵材(MH2)を備えた第2貯蔵部(51)とを有し,前記第1水素吸蔵材(MH1)の水素吸蔵圧をP1とし,またその水素放出温度をT1とし,一方,前記第2水素吸蔵材(MH2)の水素吸蔵圧をP2とし,またその水素放出温度をT2としたとき,P1<P2およびT1>T2の関係が成立し,前記第1貯蔵部(44)に前記改質器(3)からの水素を一旦吸蔵させ,次いでその吸蔵水素を放出して得られた水素を前記第2貯蔵部(51)に移動して吸蔵させ,前記機器(2)の始動時には前記第2貯蔵部(51)より吸蔵水素を放出して,その機器(2)に供給することを特徴とする,水素を燃料とする機器への水素供給システム。
IPC (6件):
C01B 3/00 ,  B60L 11/18 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (6件):
C01B 3/00 A ,  B60L 11/18 G ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/00 Z ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/06 G
Fターム (28件):
4G040AA23 ,  4G040EA02 ,  4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB42 ,  4G040EB44 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA10 ,  5H027BA14 ,  5H027BA17 ,  5H027BA20 ,  5H027KK10 ,  5H027KK25 ,  5H027KK31 ,  5H027KK42 ,  5H027MM12 ,  5H115PA11 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI18 ,  5H115PU01 ,  5H115QE01 ,  5H115QE08 ,  5H115QE09 ,  5H115SE06 ,  5H115TO21 ,  5H115TO30
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 燃料電池システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-207792   出願人:三洋電機株式会社
  • 特開昭58-121566
  • 特開昭61-107668
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