特許
J-GLOBAL ID:200903055853837860

車両の下部車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-075733
公開番号(公開出願番号):特開平7-277227
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 車体重量の増大およびコストアップを最小限に抑えた上で車両側突時における車室内乗員の安全性を十分確保することができる車両の下部車体構造を提供する。【構成】 車室のフロアパネル14に接合されたクロスメンバ20内に、パイプ状の側突荷重伝達部材24を設ける。その際、側突荷重伝達部材24の車幅方向外端部をサイドシル16のレインフォースメント16cに連結するとともに車幅方向内端部をプロペラシャフト16近傍まで延ばして該プロペラシャフト16側部に対向させる。これにより、サイドシル16に側突荷重が入力されたとき、側突荷重伝達部材24を車幅方向内方へ相対変位させてプロペラシャフト12に当接させる。この当接に伴うプロペラシャフト12の撓み変形により、車両側突時の衝撃力をサイドシル16およびその周辺車体部材のみならずプロペラシャフト12にも分散させて衝撃力吸収効果を高める。
請求項(抜粋):
車体側端部において車体前後方向に延設されたサイドシルと、このサイドシルの車幅方向内方において車体前後方向に延設されたプロペラシャフトとを備えた車両における下部車体構造であって、車幅方向外端部が前記サイドシルに連結されるとともに車幅方向内端部が前記プロペラシャフト近傍まで延びるようにして車幅方向に延設され、車両側突時、前記サイドシルへの側突荷重入力により車体に対し車幅方向内方へ相対変位して該側突荷重を前記プロペラシャフトへ伝達する側突荷重伝達部材を備えてなる、ことを特徴とする車両の下部車体構造。

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