特許
J-GLOBAL ID:200903055856010966

容積式ポンプ装置用ばね付勢弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安村 高明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-049922
公開番号(公開出願番号):特開平5-099154
出願日: 1991年03月14日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】簡単に容積式ポンプからの流体の正確な流量を維持するためにたわみ管が圧縮された時に流体が押しのけられるたわみ管の剛性又は弾性の変動又は変化を補整する。【構成】入口側クラツキング弁46の弁面106aから上方に延在しているのは弁アーム108である。たわみ管34の剛性がバランスブロック42と板ばね110とに作用するが、その際作用した剛性に比例して発生する平衡力により弁面106aが圧板94へ枢動し、たわみ管を圧搾すべく入口側クラツキング弁46のその部分で発生する力が増大する。たわみ管の剛性はある程度弁面による圧搾力に抵抗する。従って、弁面がたわみ管を圧搾するに要する力に影響を及ぼす当該たわみ管の弾力性の変動が、バランスブロック42により自動的に補償される。クラツキング弁46は3つの動作モードを有し、弁面に印加される力も各動作モードごとに異なっている。
請求項(抜粋):
可撓性部材で形成される流路を流れる流体の流れを制御する弁装置において、可撓性部材を支持する支持手段を含むフレームと、揺動軸心の回りで揺動するようにフレームに揺動自在に装着されていると共に、流路の支持手段の大略反対側に配置された弁部材と、フレームと弁部材の間に設けられたばねとを備え、又、弁部材は揺動軸心上の相対する側で可撓性部材と当接する相異成る第一面と第二面を有し、更に、ばねは弁部材に負荷されるクラッキング力に寄与し、且つ、クラッキング力は弁部材を揺動軸心で揺動させて可撓性部材を第一面と支持手段との間で圧縮して流路内の流体圧力が所定のクラッキング圧以上になるまで流路を閉じ、この時点ではクラッキング圧によって第一面と支持手段間の流路が開いて流体が流動可能になり、又、第二面と可撓性部材との当接により生成される力は、可撓性部材の弾性に依存する量だけクラッキング力に寄与することにより、クラッキング圧を変化させる弾性の変動を補償する弁装置。
IPC (5件):
F04B 43/12 ,  A61M 5/142 ,  F04B 21/02 ,  F04B 49/00 311 ,  F04B 49/10 311

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