特許
J-GLOBAL ID:200903055856707410

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167212
公開番号(公開出願番号):特開平11-011332
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 操向車輪の横方向グリップ力(コーナリングフォース)が限界に達したことを運転者に認識させることができるように改良された電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】 電動パワーステアリング装置が発生する操舵抵抗力を、操向車輪が現在発生している横方向グリップ力に対応する値がタイヤの能力限界に近づくに連れて大きくし、横方向グリップ力対応値がタイヤの能力限界を超えた後は小さくする。これにより、例えば実コーナリングフォースが摩擦円の範囲内の領域では、操舵抵抗力が加わるのでステアリングホイールの切りすぎが抑制され、かつタイヤがグリップしていることを運転者が認識できる。そして実コーナリングフォースが摩擦円を超えると急に操舵抵抗力が低下してステアリングホイールが軽くなるので、タイヤの横方向グリップ力が失われたことを運転者が認識できる。
請求項(抜粋):
操向車輪に舵角を与える操舵系に動力を付加するモータと、前記操舵系に作用する手動操舵力を検出する操舵力検出手段と、少なくとも前記操舵力検出手段の出力に基づいて操舵補助力と操舵抵抗力とを前記モータに発生させるための制御手段とを有する電動パワーステアリング装置であって、前記制御手段は、前記操向車輪が現在発生している横方向グリップ力に対応する値を算出する演算手段を備え、該横方向グリップ力対応値がタイヤの能力限界に近づくに連れて前記操舵抵抗力を増大させ、該横方向グリップ力対応値がタイヤの能力限界を超えた後は前記操舵抵抗力を減少させるように制御するものであることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B60B 35/14 ,  B62D119:00
FI (3件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B60B 35/14 P
引用特許:
出願人引用 (6件)
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