特許
J-GLOBAL ID:200903055858774394

接着性ポリオルガノシロキサン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津国 肇 ,  篠田 文雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-187450
公開番号(公開出願番号):特開2005-023132
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】未硬化状態では低い粘度を示し、凝集物がなく、保存中に充填剤の沈降や分離がなく、短時間の加熱で硬化し、硬化の際に優れた接着性を示し、かつ、硬化してシリコーンゴムを与えるポリオルガノシロキサン組成物;およびその製造方法を提供する。【解決手段】(A)分子中に2個以上のアルケニル基を含有するアルケニル基含有ポリオルガノシロキサン;(B)ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に3個以上有するポリオルガノハイドロジェンシロキサン;(C)白金族金属化合物;(D)トリオルガノシリル基含有有機ケイ素化合物またはオルガノアルコキシシラン化合物で表面処理されたポリオルガノシルセスキオキサン粉末;ならびに(E)エステル結合含有有機ケイ素化合物、エポキシ基含有有機ケイ素化合物または不飽和シラン化合物を含む接着性ポリオルガノシロキサン組成物;ならびにその製造方法。
請求項(抜粋):
(A)分子中に2個以上のアルケニル基を含有し、23°Cにおける粘度が、0.1〜500Pa・sであるアルケニル基含有ポリオルガノシロキサン 100重量部; (B)ケイ素原子に結合した水素原子を、分子中に3個以上有するポリオルガノハイドロジェンシロキサン (A)に存在するアルケニル基1個に対するケイ素原子に結合した水素原子の数が、0.5〜5.0になる量; (C)白金族金属化合物 白金系金属原子を、(A)の量に対して0.1〜1,000重量ppm含有する量; (D)下記(i)および(ii): (i):一般式(I):(R13Si)aZ (I) (式中、 R1は、非置換の1価炭化水素基を表し; aは、1または2であり; Zは、aが1のとき、水素原子、ヒドロキシル基、置換もしくは非置換アルコキシ基、または非置換もしくは置換アミノ基を表し、aが2のとき、-NH-を表す) で示されるトリオルガノシリル基含有有機ケイ素化合物; (ii):一般式(II):R1bSi(OR2)4-b (II) (式中、 R1は、前述のとおりであり; R2は、炭素数1〜4のアルキル基または2-メトキシエチル基を表し; bは、1または2である) で示されるオルガノアルコキシシラン化合物 からなる群より選ばれるシリル化剤で表面処理された、平均粒径0.1〜100μmのポリオルガノシルセスキオキサン粉末 0.5〜300重量部;ならびに(E)下記(E1)、(E2)および(E3): (E1)ケイ素原子に結合した水素原子と、ケイ素原子に結合した下記一般式(II):
IPC (3件):
C08L83/04 ,  C08K3/18 ,  C08K5/00
FI (3件):
C08L83/04 ,  C08K3/18 ,  C08K5/00
Fターム (8件):
4J002CP033 ,  4J002CP042 ,  4J002CP054 ,  4J002CP141 ,  4J002DE186 ,  4J002EX016 ,  4J002FD146 ,  4J002GJ01
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (9件)
  • 粘着シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-338362   出願人:東芝シリコーン株式会社
  • 撥水性シリコーン樹脂微粉末
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-113228   出願人:信越化学工業株式会社
  • シリコーン系接着性シート、および半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-323632   出願人:東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
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