特許
J-GLOBAL ID:200903055860289185

干渉補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038911
公開番号(公開出願番号):特開平7-250012
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 受信信号の変動が大きくその変動周期が短い伝搬路において希望偏波信号から干渉信号を除去する干渉補償装置を提供する。【構成】 偏波面が交差した第1および第2の受信信号を受信する無線通信装置に設けられ、第1の受信信号に混入した第2の受信信号の干渉信号を除去する干渉補償装置であって、トレーニング信号DTを発生するトレーニング信号発生器と、トレーニング信号DTの振幅および位相を制御するトランスバーサルフィルタ(以下フィルタという)16と、受信信号2の振幅および位相を制御するフィルタ17と、受信信号1とフィルタ16の出力信号とを合成する合成器13と、合成器13の出力信号とフィルタ17の出力信号とを合成する合成器14と、受信信号1とフィルタ17の出力信号とを合成する合成器15とを有する。
請求項(抜粋):
偏波面が交差した第1および第2の受信信号を受信する無線通信装置に設けられ、第1の受信信号に混入した第2の受信信号の干渉信号を除去する干渉補償装置であって、トレーニング信号を発生するトレーニング信号発生手段と、該トレーニング信号の振幅および位相を制御して出力する第1の制御手段と、前記第2の受信信号の振幅および位相を制御して出力する第2の制御手段と、前記第1の受信信号と前記第1の制御手段の出力信号とを合成して出力する第1の合成手段と、該第1の合成手段の出力信号と前記第2の制御手段の出力信号とを合成して出力する第2の合成手段と、前記第1の受信信号と前記第2の制御手段の出力信号とを合成して出力する第3の合成手段と、前記第1の合成手段の出力信号に含まれるトレーニング信号の振幅を検出する第1の検出手段と、前記第2の合成手段の出力信号の振幅を検出する第2の検出手段と、を備え、前記第1の受信信号に前記第1の制御手段の出力信号を時分割的に付加すると共に、この付加を行う期間では、前記第1の制御手段は、前記第1の検出手段の検出量に応じて、前記第1の合成手段の出力信号に含まれる前記トレーニング信号の振幅を最小とするように前記トレーニング信号の振幅および位相を制御し、前記第2の制御手段は、前記第2の検出手段の検出量に応じて前記第2の合成手段の出力信号の振幅が最小となるように前記第2の受信信号の振幅および位相を制御し、前記第1の制御手段の出力信号の付加を行わない期間では、前記第3の合成手段は、前記トレーニング信号の受信期間における前記第2の制御手段の制御量を維持した状態で、信号を出力する、ことを特徴とする干渉補償装置。
IPC (5件):
H04B 7/005 ,  H04B 1/10 ,  H04B 1/76 ,  H04B 7/01 ,  H04B 7/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-025339

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