特許

J-GLOBAL ID：200903055863713107

二次冷媒冷凍サイクル装置

発明者： 松尾 光晴 ,  船倉 正三 ,  岡座 典穂 ,  西脇 文俊
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 松田 正道
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-080621
公開番号（公開出願番号）：特開2001-263836
出願日： 2000年03月22日
公開日（公表日）： 2001年09月26日
要約：

【要約】【課題】 一次冷媒と二次冷媒とを直接接触させて熱交換を行わせる二次冷媒冷凍サイクル装置では、熱交換効率がよくなかった。【解決手段】 一次冷媒と二次冷媒とを直接接触させて熱交換を行わせるための熱交換槽4を少なくとも備えた二次冷媒冷凍サイクル装置において、熱交換槽4に、比表面積が500m2/m3以上の、複数の孔を有する金属多孔質体20を配置し、一次冷媒と二次冷媒の接触面積を増大させて効率よく熱交換を行わせる。また、一次冷媒および二次冷媒の熱交換槽4からの流出部に、境界壁を設けることで、各冷媒の分離の促進や、流速を遅くすること等により、各冷媒の分離性能を向上させる。

請求項（抜粋）：

一次冷媒を圧縮する圧縮機と、前記一次冷媒と外部負荷との間で熱交換を行わせるための第一の熱交換器と、前記一次冷媒を減圧膨張させる絞り装置と、前記一次冷媒と二次冷媒とが流入し、それら一次冷媒と二次冷媒とを直接接触させて熱交換を行わせるための熱交換槽と、前記圧縮機、前記第一の熱交換器、前記絞り装置および前記熱交換槽を接続する一次側接続配管とを少なくとも有する一次側冷凍サイクルと、前記熱交換槽と、循環ポンプと、前記二次冷媒と内部負荷との間で熱交換を行わせるための第二の熱交換器と、前記熱交換槽、前記循環ポンプおよび前記第二の熱交換器を接続する二次側接続配管とを有する二次側熱搬送サイクルとを備え、前記熱交換槽には、表面に凹凸形状を有する、および/または複数の孔を有する接触面積増大手段が配置されていることを特徴とする二次冷媒冷凍サイクル装置。

IPC (3件)：

F25B 1/00 399 ,  F25B 1/00 395 ,  F28C 3/08

FI (3件)：

F25B 1/00 399 Z ,  F25B 1/00 395 Z ,  F28C 3/08 Z