特許
J-GLOBAL ID:200903055871297511

電気角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184091
公開番号(公開出願番号):特開平10-014277
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 電気角の測定を行なうときに、一旦、同期モータへの印加電圧をゼロにする必要があり、このときに異音が発生していた。【解決手段】 三相同期モータ40の電気角が巻線間のインダクタンスに対応することを利用し、所定の巻線の組合わせに対して計測電圧を印加して(ステップS205,S225,S245)各巻線に流れる電流の変化分を検出する(ステップS215,S235,S255)。三相同期モータ40に駆動用の電流が流れている場合には、駆動電流が零の場合と比べて、各巻線間に流れる電流が減衰することから、電流の変化分に基づいて、テーブル122Aを参照して、電流値を補正する(ステップS260)。補正後の電流値に基づき、テーブル122Bを参照して、電気角θを求める(ステップS270)。この結果、必ずしも駆動用の電流をゼロに戻してから計測を行う必要が無くなり、異音の発生を防止しつつ計測時間を短縮化することができる。
請求項(抜粋):
多相交流を巻線に流し、該巻線による磁界と永久磁石による磁界との相互作用により回転子を回転させる同期モータの該回転子の電気角を検出する電気角検出装置であって、前記多相の各巻線間に印加される駆動電圧に重畳して計測用の電圧を印加し、該印加した計測用の電圧に応答して変化する各巻線間を流れる電流値に対し、前記駆動用の電圧による電流分の補正を行なって、前記計測用の電圧の印加に対応して各巻線間に流れる電流を検出し、該各巻線間に流れる電流に基づいて、前記回転子の電気角を求める電気角検出装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  G01R 31/34
FI (2件):
H02P 6/02 371 S ,  G01R 31/34 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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