ガーベジ・コレクシヨン処理方式

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴木誠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-298460
公開番号（公開出願番号）：特開平5-108461
出願日： 1991年10月17日
公開日（公表日）： 1993年04月30日
要約：

【要約】【目的】記憶装置内の無効なセルの検索を省略し、高速なガーベジ・コレクション処理を実現する。【構成】管理情報記憶装置53は、利用者プログラムをサブルーチンの処理単位に分割した場合の、開始地点の管理情報S、終了地点の管理情報E、開始地点から終了地点の間の消費セル量C、その間の変更可能性のある有意セルの情報A、及び開始地点での記憶装置51の状態Tを保持するものである。入力解釈部41は利用者プログラム2を入力、解釈し、情報S,E,C,A,を収集する。実行部42は利用者プログラムを実行する際、情報Sを参照して状態Tを収集する。また、情報E,Cを参照してガーベジ・コレクション処理部43を起動する。ガーベジ・コレクション処理部43は、情報T及びAを参照して有意なセルについて記憶装置51から52へ複写を行う。

請求項（抜粋）：

複写方式のガーベジ・コレクション処理方式において、利用者プログラムを入力解釈する段階で、該利用者プログラムを実行することによって変更される可能性のある記憶装置内の有意な記憶情報の単位(以下、セルという)についての管理情報を収集し、前記利用者プログラムを実行する段階で、処理単位の開始時点における記憶装置内の状態を保存し、ガーベジ・コレクション時、前記処理単位の開始時点における記憶装置内の状態で一方の記憶装置の内容を他方の記憶装置に複写した後、前記管理情報を参照して、当該利用者プログラムの実行によって変更した可能性のある有意なセルを一方の記憶装置から他方の記憶装置へ複写し、該複写したセルの内容を読み出して、その内容に対応する位置情報から指定される他のセルを一方の記憶装置から他方の記憶装置へ複写する処理を、有意なセルについて繰り返すことを特徴とするガーベジ・コレクション処理方式。

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