特許
J-GLOBAL ID:200903055881643299

水中の窒素化合物及びリン化合物の分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197965
公開番号(公開出願番号):特開平7-027706
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 試料水中の窒素化合物とリン化合物を1台の装置でともに測定できるようにする。【構成】 光酸化反応槽2には試料水と空気を供給することができ、発色剤も添加することができる。光酸化反応槽2内の試料水は酸化反応中は例えば90°Cに温度制御される。光酸化反応槽2は取出し管8を介して吸光測定セル52に接続されている。酸化反応後の試料水は一部が吸光測定セル52に導入されて硝酸イオンが測定され、その後、試料水に発色剤が添加され、吸光測定セル52でリン酸イオンが測定される。吸光度測定のために、吸光測定セル52にはキセノンフラッシュランプ54から測定光が照射され、吸光測定セル52の透過光はハーフミラー62で分波され、硝酸イオンとリン酸イオンがそれぞれの波長でそれぞれの検出器66,70で検出される。
請求項(抜粋):
試料水中の窒素化合物とリン化合物を同時に酸化して窒素化合物から硝酸イオン、リン化合物からリン酸イオンを生じさせる酸化反応槽と、前記酸化反応槽と流路で結ばれ、前記酸化反応槽からの試料水が供給される石英ガラス製吸光測定セルと、前記酸化反応槽又は前記吸光測定セルへリン酸イオンと選択的に反応する発色液を添加する発色液添加用流路と、前記吸光測定セルへ測定光として紫外線及び近赤外線を照射する光源部と、前記吸光測定セルの測定光透過光路上にあって、その透過光を2つの光路に分波する分波手段と、分波された一方の光路上にあって硝酸イオンに特有の吸収波長を選択し、その波長の光を硝酸イオンの試料光として検出する第1の光学系と、分波された他方の光路上にあってリン酸イオンと反応した発色液に特有の吸収波長を選択し、その波長の光をリン酸イオンの試料光として検出する第2の光学系と、前記第1及び第2の光学系の検出信号を基にして窒素化合物濃度とリン化合物濃度とを算出する演算処理部とを備えたことを特徴とする分析装置。
IPC (6件):
G01N 21/77 ,  G01N 21/03 ,  G01N 21/33 ,  G01N 21/35 ,  G01N 31/00 ,  G01N 33/18

前のページに戻る