特許
J-GLOBAL ID:200903055885678011

ゾルゲル膜およびその形成法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131270
公開番号(公開出願番号):特開平5-319869
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】ガラス基板の表面上に、該薄膜が金属アルコキシド系化合物或いは金属アセチルアセトネート系化合物の中から少なくとも1種以上の化合物を二つ以上選択し、しかも該選択した二つ以上の化合物における平均分子量が異なるものであって、該二つ以上の化合物を溶剤とともに混合してコーティング溶液とし、該溶液の選択する二つ以上の化合物の混合割合の調整または/および該溶液を相対湿度のコントロールのもとに被膜し、加熱成膜して成る、マイクロピット状表層または凹凸状表層、或いは凸状表層であるゾルゲル膜。並びにその形成法。【効果】手軽に容易な膜形成手段でもって薄膜を安価に効率よく得られ、該薄膜で特異な形状を有する頑固な表層となり、単層膜では勿論、殊に多層膜の下地膜や下層膜として格段にその性能を発揮し、光学特性を損なうことなく、密着性、耐候性等に優れるものとなる等、建築用もしくは自動車用窓材をはじめ、各種ガラス物品等、種々の被覆膜に広く採用できる利用価値の高いものとなる。
請求項(抜粋):
ガラス基板の表面上に形成した薄膜において、該薄膜が金属アルコキシド系化合物あるいは金属アセチルアセトネート系化合物のなかから少なくとも1種以上の化合物を二つ以上選択し、しかも該選択した二つ以上の化合物における平均分子量が異なるものであって、該二つ以上の化合物を溶剤とともに混合してコーティング溶液とし、該溶液の選択する二つ以上の化合物の混合割合の調整または/および該溶液を相対湿度のコントロールのもとに被膜し、加熱成膜して成る、マイクロピット状表層または凹凸状表層、あるいは凸状表層であることを特徴とするゾルゲル膜。
IPC (4件):
C03C 17/02 ,  B60J 1/00 ,  C03C 17/25 ,  C23C 18/12
引用特許:
審査官引用 (3件)

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