特許
J-GLOBAL ID:200903055894881679

ディジタル空中線整合器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335711
公開番号(公開出願番号):特開平9-162757
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】送信機のディジタル空中線整合器の整合精度を向上する。【解決手段】誤差検出器3から検出される進行波電力Pf ,反射波電力Pr をA/D変換器5でディジタル変換した信号と、インピーダンス誤差Z,位相誤差φをマイクロプロセッサ(CPU)6に与えて、バイナリステップの制御信号によって整合回路4の可変素子を調整した後、CPU6が電圧定在波比=Pf /Prを算出し、可変素子の位置を±1〜2ビット動かして電圧定在波比の最良点を探索して調整素子の値を補正制御する。
請求項(抜粋):
送信機と空中線との間に挿入接続され、該送信機からの送信信号を通過させるとともに該送信機と空中線とのインピーダンス誤差信号と位相誤差信号、及び進行波電力と反射波電力を検出する誤差検出器と、該誤差検出器からの送信信号を外部から与えられる制御信号によって制御されるリアクタンス可変整合素子を介して前記空中線に出力する整合回路と、前記進行波電力と反射波電力をディジタル変換するアナログ/ディジタル変換器と、前記インピーダンス誤差信号と位相誤差信号の値がゼロになるような前記制御信号を前記整合回路に与えるとともに、前記アナログ/ディジタル変換器の出力を用いて電圧定在波比を算出し該電圧定在波比が規格値以内であるかを判定するCPUとを備えたディジタル空中線整合器において、前記CPUは、前記制御信号を前記整合回路に与えてインピーダンス誤差信号と位相誤差信号の値がゼロになったのち、前記整合回路の複数の可変素子の整合位置を±1〜2ビットずらせてその組合せの中から前記電圧定在波比が最良になる組合せを求めて前記整合回路の各可変素子の整合位置を補正するようにしたことを特徴とするディジタル空中線整合器。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H03H 7/38 ,  H03H 11/28
FI (3件):
H04B 1/04 B ,  H03H 7/38 Z ,  H03H 11/28

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