特許
J-GLOBAL ID:200903055896705800

水平吊天秤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清原 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355767
公開番号(公開出願番号):特開2002-154783
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】【課題】 重心が吊荷の中心からずれているいわゆる偏重心吊荷を、吊り上げた当初から水平な状態とすることができ、吊りワイヤーの調節のための危険な高所作業が全く不要な水平吊天秤の提供。【解決手段】 起重機の吊下用フックを基点として張設される複数本の吊りワイヤーにより吊り下げられる天秤本体と、天秤本体の一方側と他方側にそれぞれ設けられ吊りワイヤーの先端部を固定するワイヤー固定部材と、ワイヤー固定部材を天秤本体に着脱可能に取り付ける部分であって天秤本体の一方側と他方側にそれぞれ複数個ずつ設けられ天秤本体の中央部からの距離が各側において互いに異なる取付可能部と、吊りワイヤーの中途部を押圧してその中途部を屈曲させることにより吊りワイヤーの張設方向を決定するワイヤー押圧部材と、吊荷を吊下支持する吊荷支持部材とを備える。
請求項(抜粋):
起重機の吊下用フックに係止され該フックを基点として下方斜め向きに且つ相異なる方向に張設される複数本の吊りワイヤーにより吊り下げられる天秤本体と、この天秤本体の中央部を境とするその一方側と他方側にそれぞれ設けられ前記吊りワイヤーの先端部を固定するワイヤー固定部材と、このワイヤー固定部材を天秤本体に着脱可能に取り付ける部分であって天秤本体の前記一方側と他方側にそれぞれ複数個ずつ設けられ天秤本体の前記中央部からの距離が各側において互いに異なる取付可能部と、前記吊りワイヤーの中途部を押圧してその中途部を屈曲させることにより吊りワイヤーの張設方向を決定するワイヤー押圧部材と、前記天秤本体の前記一方側と他方側にそれぞれ設けられ吊荷を吊下支持する吊荷支持部材とを備え、前記複数の取付可能部の中からワイヤー固定部材を取り付ける取付可能部を選定し、選定した取付可能部にワイヤー固定部材を取り付けるとともにこのワイヤー固定部材に吊りワイヤーの先端部を固定し、前記吊りワイヤーの中途部をワイヤー押圧部材により屈曲させて水平状態における吊荷の重心の真上に吊下用フックを位置させることにより、吊荷を水平に吊ることを特徴とする水平吊天秤。
IPC (2件):
B66C 13/08 ,  B66C 1/10
FI (2件):
B66C 13/08 H ,  B66C 1/10 C
Fターム (1件):
3F004KA02

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